第二次捜索活動から帰京

これで577円とは!@谷記・錦糸町

 温泉の後は、ちょうど夕暮れ時。またこの辺りは蕎麦屋さんも多く見受けられるので蕎麦でも、と昼間に食べておきながらまたしても気持ちは蕎麦に傾いているのです。同行のMさんも温泉やキャンプも好きなら蕎麦も大好き。だからこうしてワタクシと15年近くも友人関係が続いているのでしょう。
 第一次捜索活動で探していた入浴施設(その後『ぐんまフラワーパーク』の北側に位置する『みやぎ ふれあいの郷』だということが判明したのはお伝えした通り)ですが、6年前の時にはキャンプ場を視察した後に入浴施設で入り損ねて(温泉ではなくただの水道水を沸かしただけのお湯だったから)、桐生方面の道すがら偶然入った蕎麦屋さんが思いがけず美味しくて、その印象が二人とも鮮明に残っていたのでした。

  • 渋川方面から桐生方面へ国道ではなく山の中腹を東西に渡る道路を走っていた。
  • 途中、一旦クランク状に曲がったものの、もう一度クランクがあり、トータルではほぼ一本線上を走っていたイメージ。
  • 途中で『鼻毛石』というとても印象的な地域を通過する道であった。
  • そのお店は交差点の角にあり、進行方向の左手向こう側にあった。
  • お店の前は比較的広めの駐車場で、お店自体も新らし目の平屋造り。
  • 手前の角はコンビニ、蕎麦屋さんの斜め向かいのところにはホームセンターのような大きなお店があった
  • 進んでいた道路は最近(その頃)整備されたばかりのようで、あまりその辺りには、それらのお店以外何も無かった
  • 帰りは、その交差点から下って伊勢崎方面に向かう道路だったが、下ったところで国道50号線に出た

 というのが探す手がかり。第一次捜索活動で鼻毛石のすぐ近くまで行っていたので、これは比較的楽勝で見つかるだろうと踏んでいたのですが、これが大誤算。まずは鼻毛石の交差点まで車を走らせると、記憶の通りややごちゃごちゃした感じの町並みが現れ、これは記憶どおり。そのまま東に進みますが、どうもおかしな方向に進み、また昼間に辿ってきた道に繋がってしまったことで、ここは違うだろうと、別の道を探します。
 そこから二人は自分達の記憶を辿って走りながら協議するのですが、どうもワタクシとMさんの記憶が最後の方で食い違いを見せるのです。付近にあった店の位置関係や店の作りと駐車場の雰囲気はマッチするのですが、その店までの道程がワタクシは、西から東に向かっている時、Mさんは山の方から降りてきたので北から南へと向かっている時に発見したということなのです。となると90度角度が違うので縦横どちらの通りも探さねばなりません。

大きな地図で見る 結局もう考えられる道は総当りで走り抜け、気がつけばトップリと日も暮れ時計を見ると20時半を越えてしまっています。もうこうなると日曜日のこんな時刻にやっているお店など、こうした地域では稀、灯りがついていたとしてももうラストオーダーも終わっていることでしょう。こうした捜索ではワタクシもかなり執念深いですが、Mさんもかなりのものです。記憶があっていることに納得するまで、もし万が一そのお店が潰れてしまって替わっていたとしても地形的に当てはまるはずの場所が見つかりません。ホームセンター、コンビ二のある交差点という条件に該当する場所はあったのですが、コンビニの位置関係がそぐわないのです。
 結局、そろそろいい加減お腹も空いてきたことだし、と捜索を打ち切ったのは21:40頃。もう既に東京へ帰るための電車など、東武線ではその辺りからは出ていない時刻です(推測ですが)。Mさんは『んじゃぁ、次の日も休みだから東京まで送ってあげるよ』との嬉しい申し出に、煌々と灯りのついたコンビニで軽く休んだ後、もう既にこの辺りでは蕎麦は難しそうだし、ということで道すがらラーメン屋でもあったら入ろうということにして、国道50号線で足利・佐野方面へ向かいます。さりとてそう上手い具合に店があるはずもなく、というかかつてその辺りで仕事をしていたので目ぼしいお店は入ったことがありロクなお店がないことは知っていました。さっきの休憩でパンを二つほどつまんでいたMさんは、良さそうなお店がないから東京で食べようと言い出し、アタリメだけしか食べていなかったワタクシはハンドルを握るMさんにお任せ(涙)。

 3連休の中日ということもあり、一泊二日の帰りに巻き込まれた形で、東北道は渋滞こそしていませんが混雑していてそれでも23:30には錦糸町に帰ることが出来ました(嬉)。以前は四つ目通りにあった錦糸町南口の星宿飯店にお連れしましたが、今回はウチからも近い『谷記(くき)』という同じように激安の中華が食べられるお店に直行。ラストオーダーはいみじくも23:30でしたが、数分過ぎていたものの快くOKしてくれて、助かりました。Mさんは鶏の辛子炒め定食¥577(メイン、ライス、スープサラダ、杏仁豆腐、ライスはお替り、大盛り無料。但し残すと追加料金あり)、ワタクシは先日も食べてビックリの五目炒めそばに半チャーハンのセット¥577。野菜炒めをドッサリ乗っけたようなラーメンでこれだけでお腹一杯。チャーハンは持ち帰りで、満腹になった我々は家路につきました。もちろん、Mさんはワタクシの家で一泊し次の早朝に帰宅、どうもお疲れ様でした。