All my life

 最近の、それも国内の歌謡事情というのは全く疎いのですが、今日は車を運転中にラジオを聞くとはなしに耳にしていると、何故か歌姫という言葉がボンヤリと頭の中に浮かんだのです。朝のニュースなどを見ていると、下らない芸能ニュースがスポーツの前後に挟まれることが多いようですけれども、軽々しく『平成の歌姫』などと使われるのを見るに付けて、漠然と不快感を感じたりします。しかし、じゃぁ誰なら良いんだい?と聞かれても直ぐにパッと出てこなさそうなものです。運転しながらつらつらと考えてみますと、Linda Ronstadtさん
Very Best of Linda Ronstadt(←これは持っていません)
。今ではいいお歳になってしまわれましたが、可憐な少女のような頃もあったのですよ。ワタクシ贔屓のKarla Bonoffさんの楽曲を提供されて、朗々たる歌いっぷりは堂々としているものの、Karla本人の朴訥とした歌い方がむしろ合う曲もあったりと、オススメするには選曲が難しいのですけれども。割とこれなら耳にされたことがある方も多いんじゃないでしょうか?"All my life"by Linda Ronstadt feat.A.Neville

作曲者のKarla本人のVer."All my life"by Karla Bonoff
 これは昔のタバコのCM『パーラメント』に使われた曲です。
聴き較べると判ると思いますが、前者は男女のデュエットで、ややコッテリ、ワタクシの好みは断然後者です。
 ところで、話は少し変わりまして、このLindaさんを思い浮かべると、どういう訳だか連想して思いだしてしまうのが、Carly Simonさん。この人、お口がチョッピリ大きいのが特徴なのですが、最大のヒット曲が"You're so vain"という曲。邦題は付いているのですが、あまり興味がないので覚えていません。
 Liveの映像になっていますが、音は差し替えているんじゃァないでしょうか?5.1chということなので、やたらとリバーブがかかったような音ですが、元の音源はライブではないような気がします。元の曲が良いから許しちゃいます(←上から目線)。
 歌姫というならこれぐらいのレベルでなければなぁと、常々思っておるのです。日本の歌姫、失礼多謝。