築地、そして新大橋通りを行く

 三原橋の地下街でたっぷり漂う昭和の雰囲気を楽しみつつも、先行きの暗澹たる思いにほろ苦さを感じ、それでもすっかり堪能してしまったワタクシ達二人。地上に上がると、京浜東北線沿線ツアーのはずが何故か、築地方面に歩き出してしまいました。ココら辺で本来の目的から外れてしまっていますが、酔客二人の行動故お赦し願います(;´Д`)。
 いずれにしても、大通り沿いにはそれほど心動かされるお店は少ないだろうという、普段通りの心掛けは忘れなかったようで、晴海通りの一本裏(北側)を歩いていますと、やはりひとくせもありそうなお店が出て参ります。ウェブ上で見掛けて気になっていたねこ屋さんを発見したりもしましたが、二人の食指が動く訳ではなく、そのままいつしか新大橋通りに出てしまいました。こうなると、新大橋通り沿いに、つい先日見掛けた飲み屋街を訪ねたくなりました。

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 この地図で申し上げますと、新富町から八丁堀にかけてのエリアです。
 しかしながら、早々と閉まり始めているお店もちらほら出てきていまして、先日車で通りがかった時に感じたほど魅力的なお店は見当たりません。

 しかし、偶然にもみやけんさんが気になるお店としてピックアップしたコチラのお店。祥音さんというお店です。貝焼きのお店のようです

 貝はワタクシの大好物、いざ突撃してみましょう。


 店内は予想を裏切り、かなりファンキーな様相を呈しております。来たお客さんが好きな事を書きなぐっているようです。そしてどういう訳なのか自衛隊関係のポスターがあったり(^_^;)。

 ご主人の提案で、貝焼きの食べ較べのセット2,000円からなのですが、ハーフセットでご提供して頂けることとなりました。かなり飲んで酔っていることがバレバレですね(*_*;。
 それぞれの貝、これが大アサリで、これが何某、と説明されて口に入れると確かに違いは明白に感じ取れるのですが、残念なことに酔って記憶にその残滓しか残っておりません。ひと通り頂き満足したワタクシ達は代金を支払いご主人に別れを告げ、また新大橋通りを北上。もうすっかり有楽町に戻ることなどこれっぽっちも考えておりません。
 八丁堀を過ぎ、もう少しで茅場町というところでもう一軒、裏路地を探索していますとじのもん屋という九州の郷土料理を売りにしたお店が目に止まりました。すっかり酔っている二人は堪らずに突入。お店の女の子を質問攻めにしながら某かのおでんをツマミに飲み、ようやくここでお開きに。茅場町の駅でみやけんさんと別れると、何故かワタクシはそのまま新大橋通りを歩き続け帰れると自信満々。
 しかし人形町で見掛けたショットバーに何故か入りよく冷えたダイキリで喉を潤し、今回も大満足な一晩なのでした。完全に飲み過ぎですねぇ・・・