Web2.0に則った集合知よりも、これからは個別集合知の時代か?

今まではてなブックマークの記事を追うのに注目エントリを読んでいたんですが、最近読むのをやめました。代わりにはてブお気に入りや、ニュースサイト、自分のBlogにトラックバックしてきてくださった人の記事を読むようになったんです。そしたら、注目エントリを追っていたときより自由にネットサーフィン(死語)できるようになったんですよ。

注目ブックマークを使わないメリットは以下のとおりです

興味ありそうなページだけ見れる
注目ブックマークは「今インターネット上で注目されている記事」なわけで、自分のとって興味あるかどうかは全く関係ないんですよね。一方お気に入りに入れているユーザーは趣味が近いとか、考えることが似ているとかそういうことが多く、それなりに自分の興味ありそうな部分をとってきてくれます。
狭く深い知識を得られる
注目ブックマークに掲載される記事は多様な分野にわたる良い記事が並びます。ただ強烈なインパクトを得ないと注目ブックマークには載りにくいため、各記事に盛り込まれている情報は少なめになりがちです。そのため、注目ブックマークを使うと多少浅いかも知れないが広く知識が身につきます。一方、ニュースサイトなどを用いると、議論があっちこっちに飛んでいて、時には間違っていたとしてもある話題についてあらゆる切り口から見た記事群などを見つけることがあります。それらの記事を読み漁れば深く知識を得ることが出来ます。
自分で知識を拾う感覚
注目エントリはこれだけ読めばいいという量がそれなりに多めで、しかも読みきれる分量です。読みきれるというのがちょっといやらしくて、注目エントリを読んで終わりとしてしまうことが僕は多かったです。しかし、それ以外の方法だとあまりにも読む対象のエントリが多いので、自分が欲しいとおもう分野だけピックアップしていくようになりました。ここらへんmixiTwitterの違いみたいな、感じを受けます。
疲れない
注目エントリを読んでいると疲れるんですよ。全部読まなければならないという脅迫概念でも持ってたんでしょうか。そんなのがあるとしたらmixi疲れならぬ注目エントリ疲れってやつですか。なんか気楽に見れるようになったんです。

注目エントリでがんばってネット情勢をおっている皆さん、気楽なネットサーフィンを試してみてはいかがでしょうか。