Twitterに マイクロジャーナリズムなんて可能性はない。

たとえばジャーナリストが長いニュースを書きながら、同時にそのタイトルだけをTwitterで流したらどうだろう。先進的なユーザはどこよりも速い情報を得るために彼のTwitterメッセージに注力するようになる。著名人ではなくとも、事態にもっとも近い人物がTwitterに情報を流す。ブログよりも簡単で即効性があり、ダイレクトリに情報が入ってくるメディアというわけだ。

http://journal.mycom.co.jp/articles/2008/01/22/twitter/index.html

確かに直接的なメッセージを出せる場ではあるが、ジャーナリズムを導入するのは難しいというか、意味がないと思う。以前説明したようにTwitterはチャットルームを集約したチャットであり、それゆえチャットの域を超えるものではない。


140字という制限は新聞など枠に制限のある媒体と比べても極めて短いし、Twitterはメッセージに価値の大小をつけることが出来ない。これが、新聞などであれば、注目記事を紙面の大部分を使って掲載するなどの方法が考えられるが、Twitterでは他のつぶやきと差異をつけることが出来ない。自分では重要なつもりでTwitterに流したとしても、他のつぶやきに流されて見ることすら叶わないことも考えられる。


Twitterを使っている人は別にブログなどのメディアとして機能しうる媒体を持っているように見受けられる。俺もそうだ。それはTwitterそのものはメディアとして機能するには弱いツールだということに気付いている証拠ではないだろうか。


Twitterはゆるく使うのが一番だと思うのだ。