9月10日(金)

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 今日はヒロミ先生のレッスン。
 レッスンのためのレッスンに自ら通う人には2つの共通点がある。ひとつは向上心、もうひとつは生徒思いであること。もし、これをお読みの皆さんの中にを習いごとをしている方がいらっしゃるなら、学び続けている先生に師事することを強く強くお薦めしたいと思う。「あの先生は教え方が上手」という情報を得ると、かなりポイントを高く感じることだろう。しかし、どんなに教え方が上手に思えても、学び続けている先生には敵わない。
 学ぶことは変わることであり、自ら変われることこそが成長であり進歩だからだ。私こそ、率先して日々新しくならなければ。

 今日、ウラノメトリア3βのゲラ校正を終えて、印刷・製本を発注。納期は確かめていないが、今までの例では一週間程度。納品が楽しみだ。
 頒布開始、即完売であっても不思議はないと思うのは親の欲目ならぬ作曲者の欲目に違いないが、私が楽譜を買う時の判断は、たいていその楽譜にたった1曲欲しい曲あれば充分だ。3βには、そういう1曲がいくつも入っているような気がしている(そうあって欲しい・・)。4巻以降は技術レベルも高くなってくるので、広く愛好される楽譜は3シリーズなのではないかと思っている。

 夜、レッスンを終えてからリストラ・貧困系のサイトと動画を観ていた。一度でも雇用の負の連鎖に入り込んでしまうと抜け出しにくい社会構造。大企業に勤めていても、リストラされてしまえば最低賃金で働かなければならない現実。仮にリストラされなくとも、残った社員も給料が下がって住宅ローンが払えなくなり、家を失うという厳しい時代だ。家を失うということは、父親にとって大きな心の痛手だろう。観ているうちに、自分自身がどうして食べていられるのか不思議になってきた。もちろん、毎日を相当真剣に生きているつもりだけれども、もっともっと真剣に生きなければと、どこまでも小心者の私はビクついてしまったのだった。