D90発表

昨日のEOS50DのことはスルーしたがD90はスルーできない。
で、価格帯的にどう見てもかち合うので比較してみよう。

まず、目玉機能といえるものでD90は動画撮影が可能というところが大きい。一眼レフカメラでは初の快挙だけにおおきなアピールポイントといえるだろう。ただ、どれだけ動画撮影するかという問題もあるし、一眼レフともなると重量がレンズを含めて最低でも1キロ近くなるのでそれをライブビューな体勢で保持するというのは大変なような気がする。手ぶれが気になるところだ。
一眼レフというのは両手+顔の一部に押し当てることによって手ぶれを軽減しているので動画撮影となるとライブビューと同様の体勢で撮らざるを得なくやはり不安定さが気になるところ。
もっとも、三脚とか一脚とか使えばよいのですけども……そこまで気合いが入っているのなら普通にビデオカメラで撮った方がよいような気もしないでもない。

しかしながら、動画のノイズの少なさという点において期待が持てそうな感じもある。なにせD300と同レベルの素子を使っていることから動画になりサイズそのものは縮小されるのでかなりの低ノイズな動画が撮れるのではないかという期待がある。

で、50Dとの比較

D90 50D
有効画素数 1230万画素 1510万画素
最高感度 ISO 6400 ISO 12800
ファインダー視野率 96% 95%
ファインダー倍率 0.94 0.95
アイポイント 19.5mm 22mm
AF測距点 11点 9点
シャッター最高速 1/4000 1/8000
連写性能 4.5コマ/秒 6.3コマ/秒
記録媒体 SDHC CF
液晶モニターサイズ 3.0型 3.0型
液晶モニタードット数 約92万 約92万
内蔵ストロボガイドナンバー(ISO100・m) 約13 約13
本体サイズ(mm) 約132×77×103 約145.5×73.5×107.8
本体重量 約620g 約730g
デジカメWatch予想価格 12万 15万

というわけで、カメラの基本性能としては50Dがやや格上か。