Gボーイズ冬戦争―池袋ウエストゲートパーク〈7〉 石田衣良(334)

Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

Gボーイズ冬戦争 池袋ウエストゲートパークVII

 マジでなんのひねりもない展開ばかりが続くので、文章を楽しむべきと割り切るか。
 石田も説教臭くなったものだな。

氷の森  大沢在昌(333)

氷の森 (講談社文庫)

氷の森 (講談社文庫)

 外岡のおやじがクソ萌えるわ。それで読み進められた
 疾走人探しと、坊ちゃんの不意の死が捜査するにつれてリンクする話。それがヤクザさえ操る暗黒の男の下へと進んでいくわけだけど、最後は、当の暗黒の男もヤクザにぶっ殺されてるし、爽快感は余り無い。暗黒の心を持った男は、飛行機事故で自分を死亡したことにして裏で麻薬取引など暗躍していた感じだった。

自由をつくる自在に生きる 森博嗣 (331)

自由をつくる 自在に生きる (集英社新書)

自由をつくる 自在に生きる (集英社新書)

電波的な彼女 ~幸福ゲーム~ 片山憲太郎(330)

電波的な彼女 ~幸福ゲーム~ (スーパーダッシュ文庫)

電波的な彼女 ~幸福ゲーム~ (スーパーダッシュ文庫)

 扱われる事件はいつも幼稚っぽいのに結構読ませる。
 

「なあ、愛ってなんだと思う」
「五十音字の最初の二文字です」

 あと、痴漢冤罪から助けるためにキスしたりとか、突き飛ばされた主人公が死なずに、加害者の方が轢かれてたりとか、結構見せ場を作るのがうまい。

悪魔のミカタ666―スコルピオン・オープニング うえお久光(329)

 これだけ過剰に心理描写を重ねれば人気は出なくなると思った

万能鑑定士Qの事件簿IV 松岡 圭祐 (328)

万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)

万能鑑定士Qの事件簿IV (角川文庫)

 森博嗣黒猫の三角と同じトリック。初出の登場人物が偽物で、そいつが犯人っていうパターン