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世界へ! 突破者ブログ

2014-02-24 選手引退のご報告

ケジメ


みなさんこんにちは!

ロードレースシーズンが開幕していますね。昨日までTour Of Omanがやっていましたね。


D
自分にとって昨シーズン開幕戦だったレースでとても熱く、良いレースでした。


自分は今、フランスではなく、日本にいます。

私22歳。引退という言葉は好きではありませんが、自転車選手としての活動を、2013年シーズンを持って終えることにしました。ネット上での報告が遅くなり、ファンの方にはご心配おかけしてすみません。


【100%やり切った4年間でした】

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自分の中で高校卒業後2010〜2013年シーズンまでの4年間(U23カテゴリ)が大きな区切りと決めていて、「4年で目標達成出来なかったら、好きな自転車降りる覚悟で走ります」口癖になるほど言い続けて、自分に対して発破を掛けて走ってきました。

その目標とは、世界選手権U23ワールドカップで15位以内という世界基準の目標。そしてそれは、ヨーロッパの本物のライダーに成る為。現時点で日本人で二人だけ、別府史之選手と新城幸也選手。その二人の先輩選手のところに行く事を、4年間というタイムリミットを決めて走りました。

高校卒業後すぐに渡仏。毎年国内で走るのは年間5レース以下。それ以外は欧州ベースで、ナショナルチームで遠征の充実したレース生活でした。

日本代表で得られるチャンスは全てもぎ取り、アジア選手権世界選手権ワールドカップ、多くのUCIレースを走り。日本人で海外ベースでやって来た自分にしか回ってこないチャンスの中、全て出来ることはやってきました。この4年間は一ミリも妥協せず、出来る限りのトレーニングをやってきました。

結果4年間ではワールドツアーには手が届きませんでした。

それはネガティブ意味でも、ポジティブな意味でもなくて、自分の人生の上でその結果は受け入れるべきこと。今のロードレースの状況、ヨーロッパ経済状況もある。時も運もタイミングもある。

目標に向かって迷い無く突き進んだ充実した4年間。もちろん反省はあっても、後悔はありません。

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photo:Kenji Nakamura

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photo:Kenji Nakamura


【決断がなかなか出来ず、迷いました】

東京オリンピックが決まったばかりのタイミングで、「ナショナル強化指定に居るのになぜ辞めるの?」と驚かれ、周りから選手を辞めることを止められました。

そこでスマートに決断出来ないことが情けないと思いつつ、気持ちがブレていました。

「何かキッカケで、またやる気が出るかもしれないし」と、4年間でスイッチを切れた気持ちを切り替えようと思い、福島晋一さんやラポムマルセイユの監督の協力をいただき、ヨーロッパでチームを探しました。

なんとかアジアチャンピオン、WCCに所属していたという実績が買われ、活動先は見つかり11月末の段階でチームが決まって走れるチャンスを頂いていました。(もちろんフランスのチーム)

そんな中、12 月は気持ちをの変化を望んで、迷いながらもトレーニングをしていました。
しかし一旦切れた集中力が回復する感覚が掴めず、「去年以上のモチベーションが湧かない以上、来シーズンは選手として今まで以上の頑張りが出来ない…」それが心の底から湧き出る本心でした。

再度、フランスのチームに対して、事情を話してレースを降りることを伝えました。晋一さんに対しても裏切る形になってしまったことが本当に心苦しかったです。それにも関わらず、「わかった。これからは釣り仲間としてよろしく!」と、暖かい言葉を掛けてもらい。また次のチャレンジでも頑張ること、そしてまたタイで一緒に釣りをすることを誓いました。

僕は、自転車を通じた出会いのあるレース生活が楽しくて好きです。シーズン前は楽しく苦しいタイ合宿で、トレーニング仲間と走りたい気持ちはあります。
しかしながら「楽しい」という一言だけで生きて行ける程、ヨーロッパの状況は甘くないのも事実。

4年越しの目標を下方修正してダラダラと続けるのは自分らしくないと思い、このような決断に至りました。

応援してくださった方々のお陰で、自分以上の力を出せました。
ありがとうございます。



【お世話になった浅田監督、フランスでの方々】

僕はこの4年間、浅田監督の下走って来ました。海外のレースでした優勝していないので、浅田さんと喜び合える瞬間が少なかったのが残念です。
浅田監督を信じて自転車選手を続けてきて良かったです。

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photo: Kei Tsuji


また多くのフランス人のレース関係者にもお世話になりました。Merci beaucoup.
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後援会、スポンサーの方々】

僕の4年間のチャレンジに協賛いただいたスポンサー、後援会の方々、日本自転車競技連盟の方々、大変お世話になりました。ありがとうございました。
またお会いしたときにも、胸を張って報告出来るように頑張ります。

そして支えてくれている、先輩、友人や仲間に、家族や親戚にも感謝します。

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photo:Kenji Nakamura



【今後も自分らしく頑張ります】

レースから離れても、サイクリングは好き。
これからは、ヨーロッパで得た経験を活かして、一般サイクリストにフィードバック出来る機会や、僕のトレーニングのホームコースの三浦で、人と人との繋がりを作れる機会を作っていけたらと思っています。

そして今後も人生というレースは続いて行きます。

チャレンジしたい事もある。
もっと勉強して、挑戦して、一人の若者として頑張ります。
長々と書いてしまいましたが、自転車を通じた沢山の出会いに感謝です。
ひとまず4年間、応援ありがとうございました。

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photo:Kenji Nakamura


また新たな道でのレース、頑張るよ。
木下智裕