「海辺の生と死」

tomokito2017-08-17

最近映画熱が復活して、ふらっとよく映画館で映画を見ている。

先週見た邦画「海辺の生と死」。島尾敏夫を描いた「死の棘」に基づいた極限の恋愛私小説を映画化したもの。一説によると、実話に基づくというこの物語はこの後さらに急展開して、究極の形に突入していく。続きは「狂う人」に書かれているようだが、ホントに妻が狂っていくという。映画自体も決して明るいものではなく、ちょっと鬱々としたけれど、あの想いの強さは何かを引きちぎりそうだ。怖さと同時に島尾敏雄島尾ミホの夫婦をもっと知りたい衝動にも駆られている。

狂気となっていくこの本をそれでも私は読むのか?

https://www.youtube.com/watch?v=36mw_PvgXuA:MOVIE