「安全な妄想」読了。

 長嶋有著「安全な妄想」(平凡社)読了。こんな立て続けに同じ著者のエッセイを読んだら飽きてしまうかな…と思ったけれど、全然大丈夫だった。今回はすべての文末に初出が書かれていてよかった。「ごはんができたよ」がいちばん好き。
 北海道ネタがすべてわかるのが嬉しい。著者の実家がある白老も行ったことがあるのでよく知っている。白老牛もちゃんと食べた。それにしても、中央線沿線に住む作家って多いなあ。この人も吉祥寺周辺らしい。

安全な妄想

安全な妄想


 最近わりといいペースで本を読めている。数えてみたら、今年はここまでで39冊読了していた。目標の年間50冊達成も見えてきた。でも海外文学を一冊も読んでいないことに気づいた。ひどい偏向読書。次はオースターを読みます。