「開拓者たち」を見る。

 今夜からBSプレミアムで「開拓者たち」という番組が始まったので見た。満州の「千振(ちぶり)」という土地に移植した人たちの物語で、引き上げ後は再び集まって那須を開拓する。証言をもとに過酷な体験を再現したドラマで、なかなか興味深かった。主人公は助産師の女性で、演じるのは満島ひかり
 満州といえば、やはり役立つのはこの本。すかさず地理を確認。

日本鉄道旅行地図帳 満洲樺太 (新潮「旅」ムック)

日本鉄道旅行地図帳 満洲樺太 (新潮「旅」ムック)

 そのほかに満州関連でこれまで読んだ本はこちら。
流れる星は生きている (中公文庫)

流れる星は生きている (中公文庫)

満洲鉄道まぼろし旅行 (文春文庫)

満洲鉄道まぼろし旅行 (文春文庫)

異郷の昭和文学―「満州」と近代日本 (岩波新書)

異郷の昭和文学―「満州」と近代日本 (岩波新書)

 藤原ていの「流れる星は生きている」は数年前に読んだけれど、当時はこの本の重みが理解できなかった。でも今日の番組を見ていて、その内容がまざまざと脳裏に甦った。ベストセラーになったり、映像化もされたというのもわかるような気がした。確か古本屋に売ってしまったと思うのだけれど、手元に置いておくべき本だったな、と後悔する。古本で見つけたらまた買っておこう。

初詣で、ブックオフ、ミスド。

 遠出をする気がしなかったので、2つ隣りの駅の近くにあるお寺へ初詣でに行く。結構由緒のある立派なお寺なのだが、あまり知られていない場所なので人影はまばら。商売っ気が全くなくて、お札や破魔矢などは一切売っていなかった。
 駅前のブックオフに寄る。本の半額セール(105円棚は除く)をやっていたので、元日からたくさんの人が来店していた。私は3冊、夫は2冊購入。
窪美澄著「ふがいない僕は空を見た」(新潮社)…375円。文庫化を待とうと思っていたけれど、あまりにも美本だったので。

ふがいない僕は空を見た

ふがいない僕は空を見た

多和田葉子著「旅をする裸の眼」(講談社文庫)…175円。実はこの著者の本はまだ読んだことがない(2冊持ってる。サインをしてもらったことがある)。
旅をする裸の眼 (講談社文庫)

旅をする裸の眼 (講談社文庫)

白石一文著「永遠のとなり」(文春文庫)…105円。美本だったので。
永遠のとなり (文春文庫)

永遠のとなり (文春文庫)

 帰りにミスドで福箱(2000円)を購入する。買うのは3年連続で、今年はスヌーピーのグッズ(重箱、鏡、フリースのブランケット、ポーチ、カレンダーなど)だ。中に入っている「ドーナツ・パイ引換券」を使ってドーナツを買って帰宅する。ミスドのドーナツ、ますます小さくなってない? ポン・デ・リングがものすごいちっちゃくなってて驚いた。