「つきのふね」読了。

 森絵都著「つきのふね」(角川文庫)読了。森絵都を読むのは久しぶり。万引きやら放火やら心の病やら、物騒な話が満載のわりには、ほのぼのとした雰囲気のヤングアダルト小説。テンポよく話が進むので、あっという間に読み終えた。
 でも、ノストラダムスの大予言って、今の若者は知らないんじゃないかなあ。あのなんだかよくわからないけど不吉な予感めいた心境は、世紀末を生きた人間にしかわからないのかも。
 ↓ 私が読んだものはこの表紙ではなく、黄色っぽい表紙。

つきのふね (角川文庫)

つきのふね (角川文庫)