フェミニズム論

 ここへのトラックバックをしようと思いつつ、良くわかっていないブログなので何となく控えてしまう。

 古い新しいという論法で状況が語られることの無意味さは、語義の設定が曖昧なだけに僕にも反省の余地がある。ただ、僕の場合、変化に取り残されて良い思いを出来ない思考形態のことを古いと表現することが多いのかなとも思う。

 さて、結婚できない男女の話だけれど、両性はこの場合決して対等ではなく、男は誰でも良いから結婚してくてもしてくれるひとがいなくて、女は結婚に足りると判断できる男がいないという統計結果がある。

 古い新しいという話では、結婚の因習的は個人主義的感覚からみるとリソースの使用量から考えて明らかに男女平等ではあり得ない。また、(僕は違うけれど)お金を稼いでこなければならないという妙な優越主義の芽を植え付けられている男性も同じ様な被害者なのではないかと。

 ただ、そうした時代の空気の変化や、個人主義的な感覚の家庭内への浸食を感じ取る能力に欠けるのは明らかに男性のほうであり、結婚後の立場の変化に敏感な女性の多くが結婚に及び腰になっている以上、男性が選ばれる側、女性が選ぶ側という市場原理が働き、男性が一方的に糾弾される現状があると思う。個人的にはこの結論は確信に近いが、アクセス解析で逆引きされてこれを読まれると、比較的尊敬すべきブログだと思った相手に対してなんだか別の印象を持たれそうなので、弱い表現にとどめておく。

 僕は快楽主義が前提なので、気持ちよくなるためには何が必要なのかに光をあてるほうが先で、新しいとか古いとか、右翼的であるなどの価値がずっと軽くなっているので、話が合わない人は多いんだろうな。

 とはいえ、こんなブログを書いている日もあり、全く話がかみ合わないとも思えないのだけれど・・・。