ジャック・タチ
何だか少しあったかくなったし、だらっとした気分になりたいので、ジャック・タチの映画をまとめて見てみた。
【ぼくの伯父さんの休暇】
このポスターはなんだかどこでも見るし、サントラレコードも持っていて、見たこともあるのだか、ストーリーとかじゃない、簡単なスケッチのような映画なので、ほんとに海辺でボーっとしてるような気分になった。
そして劇中にあるディナーを食べたいなと思ったり、南仏のあんなホテルにとまりたいとおもったりしているうちに見終わった。
バカンスのため次々と海へ向かう人々の中に、ポンコツ車を駆るユロ氏の姿があった。ようやく宿へ到着したユロ氏と、同じく休暇を楽しむべく海へ現れた人々との交流が始まる…。
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【ぼくの伯父さんの授業】
これは初見。そしてとても面白い、15分程度の短編。なんとユロ氏がコメディの基本のパントマイムを生徒に教えるのだ。
釣りやテニスタバコの吸い方の身振り社会学、階段でのつまずき方、とか。加藤茶みたいだよ。この教室が超近代的なビルにあるのもおかしい。でもほんとに、「階段でつまづく」って難しいですね。
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【左側に気をつけろ】
これはゴダールの『右側に気をつけろ』のオマージュ元となった作品みたい。監督はルネ・クレマン。ユロ氏じゃないけど、タチがやっているのであんまり区別がつかないですね。
農家の作男ロジェ(タチ)が、隣でやっているプロ・ボクサーの相手をすることになるが、ボクシングを知らない彼は、フェンシグやニワトリのまねをして対抗するといった珍騒動を描いた喜劇
「ほっこり」ってこういうこと?