北方謙三、楊令伝14と史記武帝紀3。

楊令伝 14 星歳の章

楊令伝 14 星歳の章

史記 武帝紀〈三〉

史記 武帝紀〈三〉

日本から届けてもらって、2冊を読みました。
もったいないので、ゆっくり読んだのですが、それでもそれぞれ3日で読み終えてしまいました。

終わりを迎える楊令伝と、これからの史記

それぞれ対照的です。水滸伝は15巻での完結が決まっているらしいので、収束という言葉が当てはまります。特に大ボスもいないので、曹操劉備が死んでからの三国志の雰囲気に少し似ています。
ただ、若者も多いので、今後どうなっていくのかという楽しみが残っている分、最終巻が気になるところです。
史記は、大いに盛り上がっていました。若い力の台頭があり、また対抗勢力も結束力を高めて、今後の展開が楽しみな形です。衝撃的なシーンもありました。

岳飛伝ってまじなんだろうか。

楊令伝が終った後に、岳飛伝があるという話があるんですけど、どうなんでしょう。確かに北方の歴史小説がまだ読めるというのは楽しみです。楊令伝も水滸伝並みのボリュームと聞いたときは、死ぬまでに完結するんかいなと不安に思ったくらいです。
何だかんだで史記まで手をつけてしまったので、有名な中国の歴史小説の題材は、ほぼ網羅しきる勢いなんですが、そうなってくると北方謙三項羽と劉邦を読んでみたい気もします。
といっても、韓信項羽がどんだけカッコ良く描かれるかというのが見たいだけかもしれませんけどね。