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日々、とんは語る。

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2011-03-09 天気悪い日。

設計の現場で使える便利な言葉「ゼルダの石」。

14:30 |

説明しにくい事柄に対して、ベストマッチする言葉があると便利ですが、今日はその中のひとつゼルダの石」を紹介します。

ゼルダの石」の使い方。

ゼルダの石は、以下のように使います

これは「ゼルダの石」だから不要ですね。

さて、どういう意味でしょうか?

ゼルダの石」とは、あっても無くても危害をなさないもの、また、そのような表現

ゼルダの石とは、任天堂宮本茂さんのインタビューで、僕が共感を得た内容から作られた故事成語です。

出典がウェブのどこかに転がっているはずですが、見つけられなかったので、僕の記憶言葉で説明します。

あるときゼルダフィールド作成していたスタッフが、何気なく石を配置しました。ゼルダの石は持ち挙げることができます。石の下からアイテムが出てきたり、その石は投げてぶつけることが出来ます

しかし、次の日、これを見つけた宮本さんが「誰がこんなところに石を置いたんや!」とお怒りになりました。

怒ったその理由はこうです。

開発者にとっては無意味なものでも、プレイヤーからすればその意味を探そうとする。だから無意味なものを適当に配置するのは良くない」と。

これはゼルダプレイしたことがある人には良く分かります

ゼルダは謎解きです。なので、そこに何かあれば、それを使って何か出来ると考えますしかし、何も出来なければ、何もできないと考えてしまます。何も出来ないということが意識付いてしまえば、何もできないという先入観が芽生えて、本当に何かできるときに気付かない可能性が出てきます

ゼルダパズルでもありますフィールドから得られる要素・アイテムは、パズルピースのように相互的に機能します。もしかすると、そこに石がひとつあるだけで、開発者が予想もしていなかったことが起こるかもしれません。その場合に起こることは大抵バグでしょう。

計画性、目的意味、それらが伴っていないもの →「ゼルダの石」

こういった話から、例えばウェブサイトで利用者にとって意味をなさないもの、ともすれば誤解を招く結果となってしまうものを「これは (適当に配置した) ゼルダの石 (のよう) になってしまうので不要ですね」という風に表現するようになりました。

また、設計上、意味が明確ではないものは取り除いた方が良いという教訓・原則としても機能します。

どうですか、便利な言葉じゃないですか?

共通認識が得られていれば、非常に使いやすい言葉ですので、ぜひ社内で流行らせましょう。

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