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日々、とんは語る。

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2017-09-26 秋晴れの日。

SD10月号に『実践! エディタからのGit操作[Atom編]』を寄稿しました。

| 09:59 |

ソフトウェアデザイン2017年10月号と[改訂新版]Emacs実践入門

今月は、[改訂新版]Emacs実践入門出版されましたが、それだけではなく、ソフトウェアデザイン2017年10月号の第1特集『これだけは知っておきたいGitのキホン』にも僕が寄稿した『実践エディタからGit操作Atom編]』が掲載され、初めて同じ月に自分執筆した書籍雑誌が発売されました。

こちらは、タイトル通りEmacsではなく、Atomを使ったGit操作に関する解説になっております

ちなみに、出版社は両方とも同じ技術評論社ですが、Emacs実践入門はWEB+DB PRESSなので、Software Designとは編集部が異なるため、担当編集も別の方になっています

GitHub for Atom

今年のソフトウェアデザイン6月号でもAtom記事執筆しましたが、本号では、そのときにはまだ存在していなかったAtom 1.18 から導入された GitHub for Atomパッケージを使ったGit操作を中心に解説を行いました。

GitHub for Atom

GitHub for Atomは、これまで外部パッケージに頼るしかなかったGit操作Atomから行えるようにしたパッケージで、その名の通りGitHubとも連携して現在ブランチのプルリクエストAtom上で確認できるようになっています

もちろん、より快適なGit操作を求めるのであれば、追加パッケージが必要ですが、Gitフロー範囲であれば、Atom標準機能対応できるようになったことは大きいと感じています

Atomの今後について。

最近Atomは、Atom IDEを発表しました。

Atom IDE

Atom IDEは、Facebook社と協力して開発が行なわれており、Facebook提供するAtomパッケージ群Nuclideからポートとなっています。最大の特徴は、Microsoft社が仕様策定したLanguage Server Protocol(LSP)対応している点で、これによって、より賢い補完やタグジャンプ対応可能となっています

当初のサポート言語は、JS, Java, PHP, C#と少なめですが、今後、正式リリースに向けて徐々に対応言語が増えていく予定だそうです(既にRustとか対応したみたい)。

Atomは、柔軟な拡張性を利用してエディタの枠に囚われない利用方法提案しており、ますます面白くなりそうなので、今後もしばらく目を離さないようにしたいと思います

次に向けて。

今月は書籍雑誌の2媒体自分成果物が世にでることになり、忙しかったですが、その分の満足感は十分得られたと感じています

これで一旦執筆仕事は空になりましたので(もし執筆の依頼をしたい場合は、いまがチャンスです。)、次に向けて頑張っていきたいと思います

2017-09-25 秋の日

[改訂新版]Emacs実践入門を執筆しました。

| 16:53 |

[改訂新版]Emacs実践入門

いよいよ夏が終り、本格的な秋の始まりを感じだしてきた今日この頃ですが、みなさんいかがお過しでしょうか?

気がつけば1年ほどブログを書いておりませんでしたが、この度、9月22日に僕の3冊目の自著となる[改訂新版]Emacs実践入門が発売されたので、久しぶりのブログ更新となります

昨年はAtom実践入門上梓しておりますので、これで自身初の2年連続出版となります。今回も色々と大変だったのですが、それ以上に今回もお世話になった技術評論社池田さんは、おそらく僕以上のご苦労があったのではないかと思いますので、改めてお礼申し上げます

なお、電子版をご希望の方は、PDF/EPUB形式Gihyo Digital Publishingから購入できます

Emacs実践入門の改訂約束された未来でした。

さて、昨年僕がAtom実践入門を出版したとき、多くの人から驚きの声を聞きました。そして、おそらく多くの人が、僕が再びEmacsの本を書いているとは思っていなかったのではないかと思います

実を申せば、Atom実践入門を執筆するときEmacs実践入門の改訂はすでに約束された未来だったのです。そして、AtomEmacsという順番はEmacsバージョンアップのタイミングによって、決められていたのです。

メジャーバージョン対応への思い。

Emacs実践入門の改訂を行ないましょうという企画が持ち上がったタイミングは、たしか2015年の初頭でした。その時のEmacsバージョン24.4で、25のリリースが近付いているという噂がありました(実際にその後リリースされたのは24.5で、25.1がリリースされたのは2016年7月でした。)。

以前、執筆したときはの対応バージョン23.4で、その後、わりとすぐに24.1がリリースされ、24の目玉機能であるELPAについて触れていたもの個人的メジャーバージョンが変わってしまい、書籍宿命はいえ、少しだけ悔しい気持ちがありました。

そのため、次は少しでも長い期間メジャーバージョン対応したいという思いがあり、まず、Atom実践入門を執筆し、その後、リリースされているであろう25に対応した形でEmacs実践入門を改訂したいと申し出ました(しかし、実際には執筆を開始したときにはまだリリースされていませんでした。)。

そして紆余曲折を経て、Emacs 25.1がリリースされ、万全の体制で25に対応した形で改訂を行なったのが本書になります

22年前の脆弱性により、発売直前にマイナーバージョンが上がる。

そんなこんなで執筆完了し、2017年4月リリースされた25.2でバージョンをフィックスし、校正などもすべて終えて印刷所への入稿が終った9月11日、その事件は起きました。なんと、143日で25.3がリリースされてしまったのです。しかも、その理由が22年からあった脆弱性が原因だという話です。

Emacs Release Date Diff

書籍あるある出来事とは言え、何とも神の悪戯のような出来事でしたが、気を取り直し、発売までにEmacs25.3でも本書の内容がすべて動作することを確認して、サポートページの補足情報での告知を行なってもらいました。

ちなみに、Emacs実践入門の初版が出たあとにリリースされた24.1も、リリースまで133日とかなり早く、Emacs実践入門を執筆すると、Emacsリリースされるというジンクスがあるのかもしれません。

Atomから得たフィードバックによる改訂への影響。

さて、書籍出版に関する裏話はこのくらいにして、次は改訂について僕がどのような考えをもって行なったのかを具体的に語ってみたいと思います

本書の改訂にあたって2つのエディタを本格的に学ぶことで得た知見は,本書の改訂にも存分に活かされていますと触れていますが、具体的には『7.5 プロジェクトベース編集──projectile』の追加が最も大きな点です。

Atomプロジェクトリポジトリと置き換えても構いません)という概念があり、プロジェクト毎にウィンドウ作成してコード編集するスタイルを推奨しています。かたや、Emacsひとつウィンドウですべてのファイルを開いて編集を行いますAtomを本格的に使ってみるまでは、これはあくまスタイルであり、それぞれ善し悪しがあると考えていました。

しかし実際に、Atomを使ってみると、現代における開発環境の上では、プロジェクトベース管理の方がより大きなメリットがあることに気付かされたのです。

具体的なメリットは、本書でも述べていますが、フレームワーク一般化による同一ファイル名の増加により、絞り込みが機能低下を起してしまったことが、その最たるものでしょう。

その他、大きな変更。

上記以外の初版からの大きな変更は次の通りです。

特に[改訂新版]Emacs実践入門を読んだにも書かれている通り、package.elの全面書き換えは非常に効果が大きく、基本的解説を追加している(目次の項目は増えた)にも関わらず、総ページ数が減少したという事実は、原稿を書いているときには気がつかず、本になってページ数が確定して初めて気がつきました。

プログラミングでいうところの、リファクタリングがすすんだ結果、コード行数が減少したと考えれば、素晴しいことです。

また、サポートページでダウンロードできるサンプルコードも、そのまま追加すると、拡張自動的インストールされるようになり、簡単に設定を試すことができるようになったことも大きいです。

Emacs実践入門 出版記念イベント開催決定。

10月28日Pixivさんに会場をお借りして、Emacs実践入門 出版記念イベントを開催します。

残念ながら、ありがたいことに、すでに参加枠が埋まってしまっているようですが、もしかすると増枠の可能性もあるかもしれませんので、興味がある方はぜひお申し込みください。僭越ながらサインします(Atom実践入門でも良いですw)。

参加者のみなさまは、当日はどうぞ宜しくお願い致します。

おわりに。

初版であるEmacs実践入門』から早5年、AtomやVSCなどの新しいエディタ誕生するなど、思いの外、大きな変化があったエディタ界隈ですが、元祖OSSであるEmacsも負けじと進化を続けておりますので、もしEmacsに興味を持たれた方は、ぜひ本書を手にとってみてください。

2016-10-24 風邪っぽい日。

あなたの発音レベルは?一度は受けてみたいサウスピークの英語の発音診断テスト。

10:14 |

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日本人英語発音が苦手です。そもそも上手く聞き取れないため、発音も上手くできません。残念ながらそれは仕方のないことです。

しかし、一体どれくらい発音が出来ないものなのか?一度、身をもって体験してみたいと思ったことはないでしょうか?

フィリピンのセブ島にある語学学校サウスピークは、発音レッスンの中で、英語発音診断テスト実施しています。そのため、実際に自分発音がどのくらいのレベルなのかを客観的に測ることが可能です。

というわけで、実際に発音診断テストを受けてみたので、その内容を紹介します

パート1「ひたすら文章を読んで発音をチェック」

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今回、僕の診断してくれる講師はサウスピークのシャーメイン先生です。決められた文章をひたすら2回ずつ読んで発音をチェックしてもらいます

D

一度も読んだことのないワードも登場しますが、気にせずもりもり読んでいきます

45センテンスを読んだところでようやく終了。次のテストに移ります

パート2「2つの単語を聞いて、AかBかを当てる」

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次は、シャーメイン先生が『A. light』と『B. right』のように2つの単語の中から1つの単語を読み上げるので、それがAかBかを当てるという形式テストです。

D

どうですか?この動画を見てどちらか分かりましたか?僕は「もう一度」と言いたくなるところをぐっと堪えて答えていきました。

考えれば考えるほど分からなくなり、どんどん自信を失しないながら終了しました。

パート3「今度は自分で2つの単語発音する」

今度は先ほどシャーメイン先生が読み上げた単語自分発音していきます

D

発音していて、どちらも同じじゃないかという気がすごいしてきますが、ぐっと堪えながら(堪えきれずに same とか言っていますが)最後まで読み上げていきます

これですべてのテストは終了です。そして、いよいよ診断結果の発表です。

採点「何が出来て何が出来なかったかをしっかり確認してくれる」

診断結果では、この問題は何を調べていたのか説明した後、出来ていた部分と出来なかった部分の認識を擦り合わせていきます

D

例えば、パート1では、決められた箇所の発音をチェックしていて、減点箇所はなぜ減点されたのかを詳しく解説してくれます

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時間の許す範囲で、どのように発音すれば良かったのかを、シャーメイン先生が図を書いたりして丁寧に解説してくれます自分の出来なかった箇所をしっかりとチェックできるため、今後の学習の参考になるでしょう。

11月19日〜27日に東京発音レッスンが受けられるチャンス。

今回、僕が体験した発音レッスンですが、11月19日11月27日にサウスピークの講師来日して、東京無料体験レッスンを行うそうです。

普段留学しないと受けることができない貴重なレッスンなので、ぜひこの機会に受けてみてはいかがでしょうか。

以上、サウスピークの発音レッスン体験レポートでした。

2016-08-04 夏っぽい日。

Kindle Unlimited で何が起こるのか?

16:54 |

Kindle Unlimited

2016年8月、ついに日本でもKindle Unlimitedが開始されました。Kindle Unlimited は月額980円でKindleストアで販売されている本の一部が読み放題になるプランです。このプランの登場により、本とそれを取りまく環境がどのように変化する可能性があるのでしょうか。

本の価値が変わり、webページと同じになる。

Kindle Unlimited一般的に普及すると、本の価値そのものが変化する可能性があります

本というのは、インターネット上にあるwebページと異なり、一般的に購入して読むものであるため、読者はあくまでその本に強い拘りや関心がある人に限られますしかし、Kindle Unlimitedでは、購入というプロセスが無いため、そこまで強い興味がない人であっても、本の内容を目にする新たな可能性が生まれます

極論を言ってしまうと、この新たな可能性は本がwebページと等価になると言えます

その結果、どういうことが起こるのでしょか?

書籍ネットによってバズる可能性が高まる。それも異常なまでに。

インターネットでは、バズが発生すると、そのページのPVは劇的にアップします。例えば、このサイトPV記事が何も更新されていないときで、1日200〜500PV程度ですが、記事バズる10PVほどまで高まり、その差は500倍ほどになります

本の場合ネットでバズればもちろん売り上げがアップしますが、あくまで強い興味がなければ購入に至りません。それは、バズの元ネタを知るだけでなく、その本の内容そのものに興味がなければ、購入してもあまり得を感じられないためです。そのため、webページほどのインプレッションは生まれませんでした。

しかし、Kindle Unlimited が本格的に普及すると、本の内容そのものに強い興味がない人であっても、とりあえず、バズの元となった箇所だけを拾い読みできるようになります

そのため、これまで購入に至らなかった層、つまりwebサイトで言うところのURLが流れてきたからたまたま記事を目にするようなライトな層からインプレッションを得られるようになるというわけです。

本の販売戦略が変わる。

こうして、本の購入層(正確に言えば購入していない)が変化するということは、その販売戦略も変化する可能性があります

Kindle Unlimited はページの閲覧数に応じて報酬が支払われる仕組みになっていますweb業界にいる人であれば、ピンとくるかと思いますが、この報酬の仕組みはサイト広告に似ています

すなわち、あくまPVを得られさえすれば、報酬を獲得できるようになるわけですから、実行すべき販売戦略は、一般的webマーケティング手法にのっとり、ネットでバズをおこし十分な認知を作ってからネット広告でしっかりと刈り取りを行うことに他なりません。そして、PVを恒久的に獲得するために、広告を打ち続けることが大事になります

まとめ。

昨年ごろから米国では電子書籍販売が減少傾向にあるというニュースがあり、日本Kindle Unlimitedが開始されたとしても、それが一般層まで普及するには遠い道のりのように思えます

そのため、上記で述べたように、本の価値販売戦略の変化が一般的となり、十分な市場規模となるにはまだまだ時間がかかるでしょう。個人的には電子書籍可能性や利便性は感じていますが、複数プラットフォームが乱立している現状に購入意欲を削がれているのが現状です。

Kindle UnlimitedあくまAmazon一社による取り組みであるため、市場規模は小ぶりと言わざろう得ません。しかし、これまでと異なる新たな本の可能性が生まれたことには違いありません。

コンテンツ制作者は、この可能性を十分に理解した上で、制作を行っていく必要があるでしょう。

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