今晩は、Tomです。今日は、昨日に引き続き寒い日でしたが、日中は少し日差しがあり、まあまあの天気でした。しかし、今夜から今年一番の寒さだとか・・・・。明日は大丈夫でしょうか?
さて、今日の話題は、この冬年末から年始にかけて製作したアンプの最終仕上げです。今日の記事は結構長いのですが、仕上げの記事ですので、楽しんでご覧ください。
1.アクリルパネルの切断
さて、先日購入してきたアクリル板を切断します。
前回は、幅を先に切断してしまい、幅を規制してしまったので、今回は縦側で二分します。
3)アクリルカッターで切断する
アクリルカッターで切断しますが、定規は、100円ショップで購入した固定バサミで上下を固定します。
2.パワースイッチの窓の加工
次は、パワースイッチの窓を開けます。これはアクリル板の加工で一番大変な加工です。
1)パネルとアクリル板を固定
先ほどの固定バサミで、フロントパネルと先ほど切断したアクリル板をピッタリ固定します。
2)パワースイッチの窓をけがく
次にフロントパネルの裏側から、パワースイッチの窓をけがきます。まさに現物合わせですね。
3)パワースイッチの窓の現実的な大きさを想定
そして、本当のパワースイッチの窓の大きさを測定し、2㎜大きな窓を設定します。
4)ドリルで四隅に穴をあける
大きさが決まったら、4隅にドリルで穴を開けます。これが窓の基本になります。
5)マスキングテープを貼る。
アクリルカッターで切断する前に、アクリル板に傷がつかないようにビニールテープでマスキングします。
6)カッターで切断
いよいよアクリルカッターで窓を切断します。これがとても根気が入り、且つ、慎重に行わなければなりません。誤って滑ってしまうと、アクリル板に傷がつくからです。
7)切断完了。
慎重に何度もアクリルカッターでアクリル板を削りとり、何とか窓の切断を完了しました。とても嬉しい!
多少、いびつな形ですが、あとはヤスリ掛けしますので、大丈夫です。
4.アクリル板に固定穴をあける
パワースイッチの窓が出来ましたので、次はアクリル板を固定する穴を開けます。
1)再びアクリル板を固定する。
まずは、再び固定バサミでパネル本体とアクリル板を固定します。
2)ポンチでアクリル板に印を付ける
次に、アクリル板にポンチで穴位置の印を付けます。
5.フロントパネルの固定穴のタップを切る。
先日、物置を整理していたら、30年前に購入したタップ&バイス加工工具を見つけました。それがこれ!このタップ&バイスはおそらく30年前に購入したものです。懐かしいな〜。
タップの刃は4mmからですが、残念ながら4mmの刃は折れてしまったようで、5mmからとなります。
タップを切るのは、中学校の技術家庭の実習以来ですね。懐かしいなぁ〜。
切削油がないので、CRC-556で代用します。分厚いパネルですが、アルミなので何とかタップは切れました。
6.マスキングシートの加工
ボリュームやロータリースイッチの穴を隠すためのマスキング用の紙を購入してきました。2種類購入してきましたが、光沢のある紙の方が、パネルの色に近く、厚いのでそれを使用することにしました。
2)穴あけ
固定穴位置の穴あけ
7.パワースイッチ窓のヤスリ加工
先ほど穴をあけたパワースイッチの窓をヤスリ加工で仕上げます。
1)ヤスリの購入
ヤスリは保有していますが、かなりヘタッていたので、久しぶりにヤスリを購入しました。
2)ヤスリ掛け
さっそく窓をヤスリ掛けします。窓のラインを平行にするだけでなく、テーパーも付けて、ボタンを押下しやすくします。
8.アクリル板とマスキングシートの取り付け
いよいよ組み立てです。
1)アクリル板の洗浄と乾燥
まずは、アクリル板の削りかすを洗浄して、乾燥します。
2)マスキングシートのパワースイッチ窓開け
すべての位置が決まりましたので、マスキングシートにパワースイッチの窓を開けます。
3)六角ボルトの購入
固定の為に5mm×10mmの六角ボルトを購入しました。これで、ちょっとカッコよくなりますね。
4)パネルの固定
フロントパネルにマスキングシートとアクリル板を六角ボルトで固定します。
5)パネルの完成
ついにパネルが完成しました。なかなかかっこよく仕上がりました。
9.パワーLED基板の取り付け
パワーLED基板をシャーシーに取り付けます。
1)アンプの電源電圧に合わせ、抵抗を変更する。
電源電圧は28Vしかないので、流す電療を50mAに設定し、逆算して抵抗値を求めます。そして、1/4W抵抗を4本使用し、1Wにして基板に取り付けます。アンプの電源電圧でLEDの点灯を確認します。
2)基板に電源ハーネスをはんだ付けする。
スイッチング電源に接続したハーネスをLED基板にはんだ付けします。
3)LED基板をシャーシー取り付け
仕上がったLED基板をシャーシーに取り付けます。この取り付けは、なんとビス一本。これはシンプルかつ確実です。この取り付け方は参考になります。
10.本体の組み立て
最後に、製作したパネルとカバーを取り付けて完成です。
11.完成!
ついに完成です。
なかなかカッコいいでしょう!