TDA7293を使って本格的なアンプを作ろう!−その22−

こんばんは、Tomです。今日は寒くなる予定でしたが、意外にも寒く無く、最低気温は、-1℃でした。日中も結構暖かかったですね。でも、夜から冷たい雨。明日は雪になったりして・・。

さて、今日の活動は、昨日の続きです。昨日は入力のカップリングコンデンサを無極性電解コンデンサ1μFからフィルムコンデンサ1μFに交換しました。音の立ち上がりは良くなったと思います。
そして、今日はいよいよ入力フィルターを調整します。

1.入力フィルター用のコンデンサ
これが入力フィルター用のフィルムコンデンサです。

実は、先日取り付けた入力フィルターは、2200pFではなく、0.01μFでした。形状が全く同じで、同じ袋に入っていたので、間違って取り付けたのです。
なので、少し高域のフィルターが強くなって、静かになったのですが、音の輪郭が少しぼけた感じがします。なので、今回はコンデンサの値を半分にします。

2.早速バラシ
それでは、早速バラシます。
入力フィルターは基板の裏側にありますので、基板を取り外さなければなりません。

これで基板は取り出せるようになりました。

3.コンデンサの交換
今回手配したのは3種類ですが、まずは、0.01μFと1000pFの半分の値の4700pFに交換します。

0.01μFを取り出します。

そして、4700pFを取り付けます。

4.試聴
いよいよ試聴します。Tomはこの値がピッタリの値だと思っています。
さて、どんな音が出てくるのでしょうか?
楽しみです!

結果、中高音の輪郭はかなりはっきりして、クリスキット並みになりました。でも、低音はしっかりと保たれて、全体的に良いバランスです。
なんかうれしくなって来ました。
でも、少し高音が粗い感じがしますので、これでしばらく聴きこんで必要であれば、あと1000pFくらいコンデンサを追加してみようと思います。
もう少しですね。
楽しみです!