BOSEレシーバー RA-15の修理 −その4−

こんばんは、Tomです。今日も朝から暑い日でした。でも、日中は少し曇り空になり、昨日よりはだいぶ良かったのではないでしょうか?Tomは会社のエアコンの下にいるのであまり判りません。

さて、今日はまたBOSEのレシーバー話です。前回は電源回路の電解コンデンサを交換しましたが、今回は、メイン回路部の電解コンデンサをすべて交換します。

1.メイン基板の半分のエリアの交換
まずは、写真にあるように、メイン基板の半分のエリアの電解コンデンサを交換します。

コンデンサの容量を測ってみます。

あまり容量抜けは無いようですね。

でも、今後の事を考えて交換します。

これでメイン基板の半分の電解コンデンサの交換は終了です。

2.メイン基板のもう半分のエリアの電解コンデンサの交換

続いてもう半分のコンデンサ交換です。

ここもあまり容量は減っていませんが、やっぱり十分ではありません。

これで、メイン基板の電解コンデンサの交換は終了しました。

3.Phonoイコライザ基板の電解コンデンサの交換
そうそう、メイン基板に垂直に立っているフォノイコライザ基板の電解コンデンサの交換も残っていました。

1)イコライザ基板を取り出す
まずは作業性を良くするために、フォノイコライザ基板を取り出します。

2)イコライザ基板のコンデンサ交換

イコライザ基板の電解コンデンサを交換します。

3)ショートの確認

イコライザ基板を洗浄し、拡大鏡で半田のショートを確認します。

4)極性のチェックと取り付け

一つ一つ電解コンデンサの極性を確認し、イコライザ基板をメイン基板に戻します。

これでフォノイコライザ基板はOKです。

4.メイン基板の洗浄とチェック
それでは、メイン基板の洗浄とショートチェックを行いましょう。

その後は、電解コンデンサの極性チェックを行います。

これで、電解コンデンサの交換は終了しました。

約60個の電解コンデンサを交換しました。
疲れた〜。