こんばんは、Tomです。今日は西日本中心に40℃越えの暑い日だったようですね。宮城も相変わらず暑いです。週初めの天気予報だと土日は天気が崩れる予報でしたので、涼しい中畑仕事に精をだす予定でしたが、明日はお天気になりました。ちょっとしんどいですね。
さて、TDA7293のアンプですが、電源からのスイッチングノイズが取れず大変困ってしまいました。その後、BOSEのレシーバの依頼が有りましたので、先週から今週にかけては一旦アンプの活動は中断し、BOSEのメンテナンスに精を出しました。しかし、BOSEのレシーバーは電解コンデンサを交換しただけなのに、以前発生した問題と同じスピーカー出力から約−30Vの電圧が出る様になり、前に進めなくなりました。
その間、お友達のKamaさんから有力な情報を得ましたので、今日は久しぶりにアンプのフォローを行う事にしました。
1.有力な情報
有力な情報というのは、『アンプの±電源はブリッジの根元から取る』という事でした。
これは、Kamaさんがアキュフェーズの設計者の方から聞いた話だそうです。
Tomはこれまで、電解コンデンサを通した後から電源を引いていました。
これだとループが発生してしまうそうです。
そこで、ダイオードの根本から電源を取るそうです。
これをスター配線というらしいのですが、考えてみれば、先日アンプ屋さんから教えて頂いたGNDの配線の仕方も同じ考え方ですね。
2.配線
早速、配線を変更します。
コンデンサの出口に接続してある電源ハーネスを外します。
外した電源ハーネスをダイオードの根元に配線します。
3.動作確認
さあ、動作確認しましょう!
まずは電源単体の電源電圧を確認した後、いつもの様に最小限の構成であるCDラジカセの音声を入力します。
オシロで左右のスピーカー出力を確認します。
波形は綺麗ですね。なんか期待できそう!
次はスピーカーを接続します。
大丈夫ですね。でもなんだからちょっと力強さが足りない感じ。気のせいかな?
4.LINN KAIRNに接続する
いよいよLINNのプリアンプ、KAIRNに接続します。
いつもこのKAIRNでNGになるので、ドキドキです。
スイッチオン!
音声と共に『ジー』という音とが・・・・・。かなり期待していたのでガッカリです。
先日のアンプ屋さんのご指導と同じようにかなり有力な情報でしたので、ちょっと残念でした。
でも、Kamaさんのアンプでは、1Ωの抵抗が取れたという事ですので、もう少し頑張ります。