きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

内科検診にて

今日は内科検診があった。1年生から行ったので、昼休みから保健室前に並び、順調にスタート。しかし、女子が終わり、男子になり、途中で2年生の男子も入ってきた。すると脱いだシャツ、Tシャツが次々とソファーに置かれ、検診が終わった1年生の男子2名が「ぼくのふく、どれ?」と。
始まったよ・・・自分の服くらい分かるでしょう?と言いたいが、同じような白い下着が何枚かあると難しいようだった。私に聞いても分からないよ・・・

名札がついているシャツ、柄のはまだいいが、その下に着てきた下着は自分のものかどうか分からないようだ。う〜ん。
「においかいでみるとか?」と言うと、ほんとににおいをかいで「あ、おれのだ」と。ほんとかい!って思ったけれどおもしろかった。

なんとか自分のものらしき物をきて保健室から出る。
教室に戻ると2年生の男子1名が「おれの白いランニングシャツがない」という。1年生の男子を呼び、順番に下着チェック。名前を書いてあるものは間違いない。保護者に感謝。あと、柄のある下着、色の付いた下着は本人のものだろう。ある男の子が「おれ、2枚一緒に脱いで置いておいたから(まちがいない)」と得意顔。それはよかった、とはいえないけれど、早く脱ごうとした生活力があるのかもしれない。

結局探しているうちに2年生の子はあったらしい。人騒がせな・・・でもよかった。

あとで養護教諭の先生が「先生、ごめんね〜、2年生男子を急いで入れちゃってさ」とおっしゃってくださり、着てきたものが分からない子もいるんだね、下着はみんな似ているしねと二人で笑う。

あと女子は「上だけ脱ぐ」と指示したのにパンツ一丁になった子が一人。あわてて、「下は脱がなくていいんだよ」というと「だってつながっているんだもん」と。お母さん、ちょっと内科検診にワンピースはちょっと・・・と思うがまぁしかたがない。


1年生のおもしろエピソード。

6年生のチカラ

運動会で行う1.6年生の興味走の練習をした。1年生はかわいいが、ずっと1年生と過ごしていると、自分自身がたくさん動いたり、さっき出した指示をもう何度も何度も個別に聞かれたり・・・で時々くたびれる。

でも、今日、6年生に1度、全体に話し、動きの見本を見せただけでおよそできるからすごいと思った。そしてペアの1年生があちこち動いてしまうのを注意してくれたり、励ましてくれたり・・・私は全体の指示のみでよかった。1組レースが終わるごとに細かい点で気になったところを一つずつ指導するとその通り直してもくれた。2回ずつレースをして終了。おかげで来週の練習はしなくてもよいことに。最後に6年生のよさ、感謝を話して体育を終えた。

勤務校の5、6年生は素直だし、挨拶もするし、よく動いてくれる。委員会活動もそれぞれが工夫している。今日、図書委員に新しい本が入ったことを放送で知らせて欲しいと言う旨を簡単にお願いしたら、それを委員長に伝え、お昼の放送で、委員長が本の題名まで紹介してしっかり放送してくれた。簡単に伝えただけなのに知りたい情報をきちんと入れて放送してくれた。

高学年がしっかりしていると学校全体がスムーズに動く。高学年の先生が上手に指導してくれているんだと思う。ありがたいな〜と思う。

5年後、今の1年生もこんな風にきびきび動けるんだろうか・・・見てみたい気がする。まだまだ遠い先だけど。

いくつかの失敗

今週はいくつか失敗をした。
周りの方に助けてもらったり、教えてもらったり・・・で何とか過ごしている。

・フッ素開始日だったのに朝、し忘れた。
→前の日までは覚えていたのに・・・。養護教諭の先生からインターホンがきて、1時間目の後で急いで実施した。養護教諭の先生に後で謝る。寛大な心で許してくださった。「朝、読み聞かせもあったしね」と言ってくださった。ゴメンナサイ。保育園でもフッ素をしていたという子ども達のおかげで簡単な指導で済んだ。片付け方が前任校とは違った。同じ市内なのにね。

・給食のおかずのカップを小さくたたませた。
→勤務校では、給食のおかずで使ったカップはつぶさず、重ねて戻すらしい。小さくしてゴミのかさをちいさくしなくていいのかな〜。いろいろなやりかたがあるものだ。給食委員会の6年生に「次から気をつけてください」と言われた。はい。気をつけます。

・お手紙が枚数通りに届かない子が2名いた。
→3まい配布したはずの配布物が「2枚しか入っていませんでした」の連絡帳を二人ももらった。そのうちの一件は何が入っていたかは書いていなかった。困ったことに子どもに聞いても何が入っていなかったかは分からない。それはそうだよね。翌日、これかな?と思う配布物を再度入れた。急いで配ったからかもしれない。反省。

・宿題に出したプリントを返したが、裏面の○付けをしていなかった。
→気がついたのは子どもに返し終わって、子どもが連絡袋に入れるために折った時。「あ、ごめ〜ん。裏の○をつけ忘れちゃった」と言うと、ある男の子が「いいよ、いいよ。うちでつけるから」という。嬉しかった。きっとしないと思うけど。

けっこういい加減な「担任」です。
クレームが来たらどうしよう・・・

読み聞かせ6「大きくなるっていうことは」

昨日の帰りに読みきかせた本。

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)

「保育園にもあった」という子たちがいた。飛び降りていいかどうか、判断できるようになる、みたいな内容のところで笑っている子がいたな。
最後の方の、大きくなるっていうことは、やさしくできるっていうこと(だったかな?)が私は結構好きだ。

読み聞かせ7「花さき山」

昨日、図書館ボランティアの方が読んでくださった本。大型絵本を持ってきてくださった。
大型絵本だったし、咲いた花の色がきれいにみえた。
語りも見せ方も上手で引き込まれた。