きょんどう通信

公立小学校の教員 勇気づけの学級づくりに奮闘中

学級通信セミナーにて

このテーマのセミナーは告知を知った時から興味深かった。
遠かったため、行くことを決めるまで少し時間がかかった。
GW開けに締切の原稿が3本あったのだが、2本書けた時点で申し込んだ。
宿が取れたことも大きかった。
切符は前日買いに行くという私にしてはぎりぎりの旅。
ちなみに原稿は前日までに3本とも終え、スッキリして出発(^^)v


遠かったし、時間もお金もかかったけれど、行ってよかったと思えた講座。
なぜだろうと振り返ると、
・「学級通信」には自分なりのこだわりや思い入れがあり、
通信の意義、可能性、工夫・・・・と通信のことだけに
特化して考えることができたこと
・講師の先生方だけでなく、参加者の方々の通信に目を通し、
感想交流ができたこと
・通信をブラッシュアップし、価値あるものとして継続したい
というエネルギーをもらえたこと

こんな理由だろうか。


多賀先生の「通信の目的」「レイアウト」「タイミング」などはなるほどなと思えた。
「具体的実践」は胸を打つものも多く、その子自身を見ること、
大きな懐と人間性がなければ書けないものもあった。
キャリアや考え方の厚みが見え隠れした。

西村先生の講座は7度目。緻密に計算されたプレゼンは、音楽のもたらす効果も大きいのではないかと少しだけ俯瞰してみながら聴いていた。著書も読み直して参加した分、余裕ができた。
通信を出してきた歴史の中で、通信の意味づけの変化、
意図して計画的に出す(ネタも子どもも)ことの大切さを感じた。
時系列に聞け、自分にとっては理解しやすかった。
リピーターへの配慮を感じたが、
私は、その方の実践が好きで何度も聴いているのだから、前と同じだとか、あまり気にされなくてもいいのになと個人的には思う。

お二人が最後に「もう書けないのが残念」と本気でおっしゃっていたのが
印象的。
わたしは、幸い、今年もこれからもしばらく書ける立場にいられる。
ならば、ブラッシュアップし、通信を通心にすべく
続けていきたいと改めて決意し、帰宅。

おもいがけず仲間にも会えたし、
オプションでメリケン波止場ランもできたし。
朝日を見ながら、「元気をもらえる」という言葉に
いろいろ不安定な気持ちは落ち着き、
わたしはわたしの場所でがんばろうと静かに燃えたのである。
よい連休になった。