MONALISA TWINS

まずはこれ。

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 そしてこれも。

 モナリサ・ツィンズ、オーストリアの双子姉妹のビートルズのカバーバンドらしい。
 なのでググってみる。
Biography – MonaLisa Twins
 モナ・ワグナー、リサ・ワグナーの双子姉妹で、まだ24歳。すでに10年くらいのキャリアがあり、現在はイギリスを拠点に活躍している。リバプールのキャバン・クラブにも常時出演しているとのこと。
 公式フェイスブックはこちらみたい。
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 早速1枚購入(DL)してみる。これは7年前のファーストアルバムでほぼビートルズ調のオリジナル曲を集めたもの。

When We're Together

When We're Together

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 16歳という年齢、可愛い容姿から、日本的にいえばほぼアイドル的な感じもするのだが、ギター、コーラスワークとも中々の腕前である。
 一番気に入ったのはラストに入っている「Nothing Is in Vain」。なんだか「rain」と「Here comes the sun king」を合わせたような感じの曲。

 そしてもう一曲はこの「June」。本当によくビートルズ的雰囲気を醸し出している。

June - MonaLisa Twins (Original)
モナリサ・ツィンズについての日本語の記事はほとんどない。ざっと検索した限りだとこのへんだろうか。
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 まあ技術面や才能面でいえば、割と凡庸な感じもしないでもない。際立つタレント性は不足している。なのでビートルズを中心とした60年代ポップスをメインにした美人姉妹バンドというのが売りなのかもしれない。とはいえ10代の早い頃から活動を開始しているからそこそこのキャリアも積んでいるし、アマチュアとは言い難い。そう、完全にプロのバンドだとは思う。なんでも父親がオーストリアでは割と有名な音楽プロデューサーらしくて、多分に音楽面では英才教育を受けているんだとは思う。かなり若い頃のビデオクリップを見ると、なんとなくやらされてる感を思う部分もないではない。

 なんか昔、日本のフォーク系で小学生の姉妹としてデビューしたチューインガムとかあったけど、そういうのを彷彿とさせる。まあギターのレベルとかは全然違うけど。
 この先、この姉妹バンドがどうなるのか、結局キワモノ的に終わっちゃうかもしれないけど、出来れば一度日本に来てくれないかなとか思う。六本木のアビーロード、大阪のキャバン・クラブなんかで一月くらいやってくれれば、かなり客がつくようにも思う。自分等の世代や真正ビートルズ時代の団塊系のビートルズ好きからすれば、自分の子どもや孫がビートルズやっているみたいな感じで、微笑ましく気に入ってくれそうに思う。自分はこのグループ一目で気に入った。大好きである。