資料のデジタル化

国会図書館6年で満杯に デジタル化でも限界 - 47NEWS(よんななニュース)

資料のデジタル化で容量の確保に努めているものの、

これに対して「デジタル化しても原本は残さにゃならん」とか「デジタル化は関係ない」とか「デジタル化したら原資料は破棄するとでも思われているのだろうか」とかいった反応がある。
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俺は図書館関係者でもないし国会図書館には行ったこともないんだけど、そういう話なんだろうか?


図書館の本というのは保存しているだけでは意味がなくて、閲覧希望者がいれば速やかに閲覧できるようになってなければならないのではないか?というわけで「図書館 書庫」で画像検索してみる。
図書館 書庫


予想通りといえば予想通りなのだが、本棚が並んでいる画像が出てくる。すなわち人が本を取り出すためのスペースが確保されている。


こういう保存の仕方ではなくて、人力で本を取り出す必要がなくなれば空きスペースが節約できるのではないか?


で、調べてみると国会図書館では「自動書庫」というものが導入されている。自動書庫ならばコンテナに入れた本を機械が搬送するので、スペースの節約ができる。


だが、この共同通信の記事にある「国立国会図書館の書庫」の画像は自動書庫ではない。なぜ自動書庫でないのか理由は不明。単に自動書庫化がまだなされてないだけであって、これらの本もこれから自動書庫に入るのかもしれない。


もう1つ考えられる理由は、自動書庫では本のタイトル等でしか本を探せないということ。書庫には通常一般人は入ることができないので閲覧したいときにはタイトルを指定しなければならない。しかし「○○についての本を読みたい」というリクエストがあった場合は、司書が書庫に行って本の中身を確かめる必要があるというケースもあるかもしれない。


その場合は自動書庫では中身を確認するのは困難ということになるだろう。だが資料をデジタル化したら中身を確認することが可能になる。


「資料のデジタル化で容量の確保に努めている」とはそういうことではなかろか?いやよくわからないんだけど…