BioLite CampStove

BioLite CampStove はいわゆるネイチャーストーブに属するものだ。木の枝や落ち葉、紙などを燃やして熱を得る。最大の特徴は、熱交換発電によりストーブの燃焼によって得られた熱を電気に変換し、その電気でファンを回してストーブに風を送り込む機構を持っていること。これにより燃料を完全燃焼させる。また、余剰電力を電子機器の充電に使えることがアピールポイントとなっている。
ストーブは CampStove と家庭用のもっと大型のものがあり、今回はまず CampStove が発売された。家庭用は室内で薪を燃やして調理をするような地域向けに開発されているようで、完全燃焼するので煙が出にくく、さらに携帯などの充電も可能ということで普及が期待されている。作っているのはこのストーブの為にスタートアップした企業で、ブルックリンに本拠を置いているようだ。米国にいる間にプレオーダーをし、出荷を予定していた ”2012年のキャンプシーズンが始まる頃” からそう遅れることなく出荷を開始し、無事入手することが出来た。本体の価格は $129。送料がちょっと高かった。
 
これが本体。
BioLite CampStove
 
大きさの比較のために iPhone といっしょに。
BioLite CampStove
 
上から見た様子。
BioLite CampStove
 
燃焼室へ伸びた棒から熱が伝わりオレンジ色の筐体の発電システムへ。ここにはバッテリーも内蔵されていて、スイッチを入れれば最初からファンが回るようになっている。また本体の燃焼室に収まるサイズでもある。
BioLite CampStove

まだ実戦投入しておらず、どのくらい煮炊きに実用性があるのかはまだ確認できていない。しかし、火をたいてガジェットを充電というのが面白いではないか。
http://biolitestove.com/