こちらの方がテープ起こしをしてくれてはりました。
http://d.hatena.ne.jp/f_iryo1/20061221/shiten


単純に信じるかといえばそんなことはなく、
「どこぞの教授が言ってた=真実」
という事象を踏まえてしまうと、「エセ科学」を信じるのも信じないのも同じコトになるからだ。


とはいえ。


問題提起している内容はまったく持ってその通りで、
信じたいことだけ信じてそれを「正である」かのように扱うのはどーなのよということは
われらシステム業界にも、ものっそいあてはまる。


プログラムに出来るかどうかと尋ねられれば、どんな仕様であっても100%可能であると答えたとしても、
同時に、それを実現するための時間は5分かかるか5年かかるかは内容によるっとも答えるでしょう。
実現方法によっては単純化されることもあるし、複雑になる部分もある。
どれを利用したら最適な答えかは、実現要望と手段によって変るので一概に「コレ」とは言えな・・・ぶつぶつ……
と、まあ、歯切れの悪い答えしか返ってこないでしょう。
それがプログラマ的な誠実さだからしょうがないのです。


エセ技術者、エセ専門家の吐く歯切れのよい非効率的な効率論が受け入れられている現状をみると、
そー笑ってもられないのかななんて思っちゃいました。

ニセ科学に限らず
良いのか悪いのかといった二分法的思考で、
結論だけを求める風潮が、社会に蔓延しつつあるように思います。
そうではなく、私たちは、『合理的な思考のプロセス』、それを大事にするべきなのです。

ってか読み返すとこの部分めっちゃ大事大事。