Neach’s One Phrase

ニーチ観察日記→ニーチ報告日記です。

「冷たい女/布谷文夫」
昨年から毎年、1月15日は布谷文夫さんの命日でもあるので「布谷文夫の日」と題してイベント/ライブ。吉祥寺の大きなライブ・ハウスで行っていたものを大瀧さんゆかりのアゲインで行うように。昨日は18名のお客さんが集まり、大変な盛況ぶり。前半は主催者の桜井さんが過去の布谷さんのライブ映像を流し、この日のライブの主役、佐藤行衛さん(from韓国)やneachがお声をかけた野地義行さんとのトークで場を温めてくれた後、行衛さんのバンドで布谷さんの曲をカヴァーするライブ。かなり大きな音でしたが行衛さんに布谷さんが乗り移ったようなパフォーマンスに会場は大いに盛り上がり。MCで布谷さんという人の面白エピソードをいろいろ紹介しながら「夏バテ」や「空のベッドのブルース」「冷たい女」等の布谷ナンバーを熱演。ラストは大瀧さんの「Let's Ondo Again」をやってくれアンコールは「What'd I Say」。ずっとPAでライブを観て、布谷さんのライブをよく観に行っていた頃の思い出がじわじわ甦り。島村さんのライブに銀次さんや矢野誠さんたちと共演した2004年8月8日のライブでの爆笑MCや荻窪ルースターの一番前の席で観た時の柄バンツの懐かしい思い出等が浮かび「志ん生」タイプのオーラを持った稀有なブルース・マン、布谷文夫の魅力を改めて噛みしめて。いろいろ問題のあったミュージシャン、全て笑って許せる不思議な個性を持っていた魅力的なミュージシャン。そんな布谷さんのライブ/イベントにあんなに多くの方が観に来てくれてとても幸せな気持に。会を主催してくれた桜井さん、それに行衛さんのバンドのみなさん、お疲れさま