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toreyの日記

2012-05-02

おやすみプンプンの十巻感想

弱点のない男が、南条さんの元旦那さんらしいけど、幸せの条件は、人に秀でることではない。秀でることが条件の人もいるだろうけどさ。そうでない人もいる。そうでない人でいられるなら、それが一番いいんだよ。秀でてないと、幸せでないのは、こじれてて、めんどうくさいんだから。そうでない人に比べて、幸せまで遠い。

社会の足を引っ張っているっていうのは、どうだろう。社会の基本の考えが資本主義であることは否定しないが、人間の考えがすべて資本主義であるとは限らないのではないか。社会が何だ。人の集まり。きれいに統率できる形として資本主義があるだけで、そんなに大きいものじゃない。資本主義が大きいのは、資本主義を信じる人が多いからだ。やめたいなら、やめればいいさ。

プンプンひとり、暗くなっていくのか、愛子ちゃんは、幸せじゃないか。そう思った矢先そうじゃない。のがよかった。プンプンひとり死んでいくのかと思っていて、着々とプンプンが死んでいくだけの漫画だと思って、そうだとしたらしょうもないマンガだなあ、と思っていたが、こういう、思いが通じ合う、形があったら、逆転して、ハッピーエンドで終わったらいいマンガじゃないか。

ねじくれた漫画が、案外すきらしくて、ならこれはどうかしら。
個々人が弱すぎる、考えが狭いといえば、この漫画の展開は端から成り立たなくなってしまうけど、そんな漫画を読んでたじゃないか、幕府くんは。これはよさそうだ。

こんな弱いやついるのかね。状態として弱いこともあるだろうけど、人と話せばすぐに強くなるけどね。どうだろうか。

だらだらと、後悔が続き、迷走していると思っていたこいつが!実は迷走も構想のうちで、きれいな構想を描きつつここまで物語が進行していたのだとしたら!作者はニヤついていたとしたら!暗い部屋で。ふふふ、不満がっとるな、読者たち、と。
物語が交差する展開に、高い計画性を見た。すげえ!面倒くさいのから、大好きへ。

大構想。ああ、圧巻。

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