とり、本屋さんにゆく このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-07-19 山の記憶と夏文庫 このエントリーを含むブックマーク

八月の六日間 (角川文庫)


連休明け、こちとら連勤の続き。

起きられないかもという恐れをよそに、

いい感じに目覚めて、ごみ袋を持って外へ。

ふと、ケータイを忘れたことに気づく。

腕時計を見れば、狙った電車には間に合わない。

ならば、といったん、部屋に戻って、

ついでに文庫も一冊、鞄に入れた。


読了

柴田元幸アメリカ文学のレッスン (講談社現代新書)』(講談社


だが最大の『発見』のひとつは、ホームレスになる人間の持つ背景が、時としていかに『一般市民』に近いかという点ではないだろうか。要するにそれは、誰でもすぐホームレスになれるという発見だ。(p.176)


2000年刊行。柴田さんの「現代社会」に対するコメントが、

16年後の今に、どのように突き刺さってくるのか、

きちんと検証したいが、その能力がないあたし。

巻末のブックリスト、索引が親切。

類書は、すべて見習ってほしい。


連休明け、それほど大変な入荷量ではなかったが、

ひとつひとつ作業を終えて夕方になれば、ほこりのようにたまる疲労。

なかなか思うようには進みませんな。しゃあない、しゃあない。

行きの電車で一冊読み終えたので、朝、うまいこと持ってきた、

文庫を鞄から取り出す。家に戻った甲斐があったというものだ。


車中のとも。

北村薫八月の六日間 (角川文庫)』(KADOKAWA/角川書店


目次を見て、八月だけのお話でないことに軽いショックを受ける。

しかし持っていくお菓子が多すぎやしないか


三年ほど前まで、一緒に住んでいた男がいた。(p.13)


同居人がいなくなった部屋に三年も住み続けているのか。タフだな。

しかし、積んである文庫に指をかけて引き出せるものかしら。

上の方だったのかな。20冊積んであって半分より下なら、

塔を押さえなきゃだ。そういう描写は、ない。


山の話だと分かってはいたけれど、キーンと記憶にしみるよう。

ゆうべも思った通り、一気に読み干して、父に献上したくなる。

ああ、親父ともう一度だけ、山小屋泊まりでどこか行きたいなぁ。

高校時代に父と登った燕岳槍ヶ岳が出てくる。

燕岳、一泊とかで行けるのか?それなら、

と思いかけて、いやいや、難しいよ。


演劇剣道。本読みで、山に登る。

うーむ。自分リンクする箇所が連発。

脳内で大騒ぎしているうちに近鉄奈良に着いてしまった。

「円紫さんと《私》」の文章と、似ている感じがする。

軽いスリル諧謔と。奈良公園の向こうに大きな月。

2016-07-18 父を探しに行きますか? このエントリーを含むブックマーク

車中のとも。

柴田元幸アメリカ文学のレッスン (講談社現代新書)』(講談社


組織」のところ、面白かった。

こういうところを面白がる、ちうのは、

あたしもまだまだ青臭さが抜けない、ということか。


梅雨が明けたらしい。

そういえば、もう7月も半分過ぎている。

今年もあまり雨が降らなかった印象があるが、どうだろう。


スーツアクター二日め。

「本、読んだよ」とか「(シリーズの)○○が一番好き」とか教えてくれる子どもたちと

テレパシーで会話したかったが、めがねがずれてしまっていてそれどころではなくなった。

いや、作中人物か本そのものになったような気分でした。ありがとうございました。


車中のとも。

柴田元幸アメリカ文学のレッスン (講談社現代新書)』(講談社


アメリカ文学において、父親を探しにいくというのはあまり得策ではない。(p.104)


ブコウスキーの「ポストオフィス」気になる。


週末、父に会うからその前に『八月の六日間』読んじまうかな。

まり父親に本を渡したりしないのだが、ときどき、

これはどうだろう、という本が見つかる。

もう読んでるかもしれないな。