とり、本屋さんにゆく このページをアンテナに追加 RSSフィード

2014-03-17 廊下ですれ違う女の子のイメージ このエントリーを含むブックマーク

東京めっちゃええ店、うまい店。―ミーツが10年かけて探した… (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊)


どうやら春の陽気らしいが、出勤時は、

なかなか装いを改められない。夜明け前なら、

その恥ずかしさも隠せるだろうが、6時にはもう、

明るくて、コートを着て駅まで走るのが、丸見え。


車中のとも。

サリンジャー野崎孝フラニーとゾーイー (新潮文庫)』(新潮社


行きしの電車で、「フラニー」を読み終えた。

「あっ」と声をあげそうなくらい、ふいに終わった。

廊下で、好きな女の子とすれ違ったかのような感覚

って、これ、こないだも言ってたな。どうした、俺。


帰りの電車では、「ゾーイー」に入る。

回りくどい饒舌文体が、ギャツビーや、ライ麦や、

村上春樹の何かを思い出させる。それらはたぶん、

学生時代読書の記憶の中で、いっしょくたにされて、

整理されないまま、ほこりをかぶっているのだろう。


村上春樹訳も、読むのが楽しみだ。

連続して違う訳で小説を読み比べるのって、

たぶんやったことないんだなぁ。前に読んだことあるのの、

新訳を読み直すことはあったけども。ライ麦とか、長いお別れとか。


僕たちは喋って喋って喋りまくったけれど、肝心なことは一言も言わないという諒解ができていた。僕が本当に本音を吐きたくなったのは今日がはじめてだ。この手紙に深入りすればするほど、自分確信を伝える勇気がくじけてくるな。しかし君に誓っていうけどね、今日の午後、あの子自分のボーイ・フレンドの名前を、ボビーとドロシーだって、そう僕に言ったあの瞬間、僕は完全に伝達可能な真理のイメージ(ラム・チョップ的イメージ)を掴んだことは間違いないんだ。(p.79)


気になる新刊。(既刊もあるデヨ)

平田オリザ世界とわたりあうために (一般書)』(徳間書店

京阪神エルマガジン社東京めっちゃええ店、うまい店。―ミーツが10年かけて探した… (えるまがMOOK ミーツ・リージョナル別冊)』(京阪神Lマガジン

全日本鉄道旅行地図帳2014年版 (小学館GREEN Mook マップ・マガジン 6)』(小学館クリエイティブ


東京めっちゃええ店、うまい店。』

ツイッターで見かけた本。勤め先にも入荷していた。

知らないうちに、差しになってた。3冊。面にしといた。


近鉄奈良駅から地上に出ると、

線香花火みたいな色をした月が出ていた。

今日は、母の誕生日だ。