悪くない、とても良い
寝床の中でぐずぐずＴＬ追ったりしてて、
ちょっと準備に取り掛かるのが遅くなる。
しっかり走る。今朝の月は、
それほど大きくない。
明るい星も見えた。
読了。
カート・ヴォネガット、円城塔『これで駄目なら』（飛鳥新社）
わたしたち全員に明日はまた違う日がくる。（p.119）
良かった。
しばらくは、このハードカバーで多くの人を励まし続けて欲しい。
あるいは、いつまでもハードカバーでいられるかもしれない。
軽い「美本ちゃん」をわずらってる私でさえ、
何日もの間、本屋さんのビニール袋に入れて、
帯とカバーをつけたまま携帯していたくらい、
魅惑的な装丁。持っていたい装丁。
職場でまだ、面陳されている。
横を通るとき、ヴォネガットおじさんの顔を見る。
Yes, it is nice.
センター試験の問題集の、
売れ数などの報告。
受験生に、幸あれ。
僕には、ヴォネガおじさんほどに、
気の利いたことばは贈れないけれど。
まだしばらくは、本屋さんの棚を、
耕しながら待っています。
車中のとも。
檀一雄『太宰と安吾 (角川ソフィア文庫)』（KADOKAWA/角川学芸出版）
太宰治について、正面からしっかり書かれている文章を久しぶりに読んだ。
ひやひやする。難しいけど、読んでいる気分は、悪くない。
少しゆっくりめに、文字をたどる。意味不明な箇所も、
目でなでる。「理解すること」を、求めていない。
気になる新刊。（既刊もあるデヨ）
『別冊DiscoverJapan ニッポンの美味しいパン (エイムック)』（エイ出版社）
ジョナサン・コット、栩木玲子『忘れがたき日々 ジョン・レノン、オノ・ヨーコと過ごして』（岩波書店）
中島岳志『「リベラル保守」宣言 (新潮文庫)』（新潮社）
岸本佐知子、三浦しをん、吉田篤弘、吉田浩美『『罪と罰』を読まない』（文藝春秋）
齋藤孝『アイディアの神が降りてくる 「3」の思考法 (朝日新書)』（朝日新聞出版）
