ゆううつを呪う狂躁曲
朝、妻がパンを焼いてくれていた。
珍しく時間もあったので、食べて出かけた。
にもかかわらず、まだ余裕があったので、
セブンでサンドイッチも買った。
近鉄奈良駅前の、セブンとローソンの間の、
中央分離帯に鹿が5頭。奈良女の方では、
朝、ときどき見かけることもあるけど、
駅近くで、しかも5頭もいるのは、
珍しい。ガラケーではきれいに撮影できないと、
写真を撮るのは諦めて、駅への階段をおりてゆく。
送品表チェック後、文庫。
車中のとも。
松山巖『須賀敦子の方へ (新潮文庫)』(新潮社)
母のいう脱線とはいい得て妙で、須賀の生涯こそ脱線続きだったといえる。いろいろ考える癖に、進むべき途を決めたら最後、周囲の意見など耳を貸さず突き進んだとしか思えない。しかしその脱線がどれほどその後の人生を豊かにしたことだろうか。(p.92)
第三章まで読んだ。
十四歳であった。
退勤後、心斎橋へ。
待ち合わせ時間ちょうどに、
スタンダードブックストアに到着。
奥村さんらしき人を見かけるも自信がなく、
声がかけられないまま周囲をうろうろしてしまった。
気になる新刊。
岸政彦『はじめての沖縄 (よりみちパン! セ)』(新曜社)
来月のイベントの打ち合わせ。
話しているうちにどんどんヒートアップしてしまい、
あっという間に時間が過ぎ去ってしまった。
冷静な奥村さんのおかげで、イベントも、
とても面白くなりそうな予感。
店を変えて、いろいろとお話。3分に1回くらいの割合で、
「それそれ、それなんです!」みたいな興奮がわきおこり、
もはやなにかの症状として記録するべき醜態であった。
奥村さん、遅くまでおつきあいいただいて、ありがとうございました。
と、いうわけで来月、久しぶりに未読本のイベントやれそうです。
お楽しみに。