2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

うるう年というチャンス

うるう年。4年前はどうしてたっけな、 と振り返ってみれば、どうやら、 本屋さんを辞めた年だったみたい。*1 この4年間、いろいろありましたが、 またこうして本をいじれるようになって、 幸せなことであります。 さて、4年に一度の2月29日をどう過ごすか…

本屋を、忘れるな

今日、またひとり、すてきな先輩とお別れ。 最後に、お昼をご一緒して、本の話ができてよかった。 ほんとに、またいつか、本屋さんに戻ってきてくれたら、 僕はとても嬉しいです。遊びに行きますよ。 帰宅すると、娘の頬に傷。自傷行為。 初めて保育所に一時…

電車で右往左往

今日、図書館に行こうと思っていたのだが、 軽く寝坊。諦めて、ゆっくりと遅番出勤。 ところが、のんびりしすぎて、一本遅い電車。 冷静を装っていたら、途中の乗り継ぎがよく、 当初の予定時刻に間に合う結果になりました。 車中のとも。 堀江敏幸『回送電…

走る三十代の男

ゆうべ、遅くまでマンガ読んでたので、 朝、ちょっと寝坊。電車ぎりぎりで、 めちゃくちゃ走って駅まで行った。 間に合った。けっこう、キツかった。 読了。 中村文孝『リブロが本屋であったころ (出版人に聞く 4)』(論創社) 本来の予定ではそのリブロに多…

書店クロニクルを求めて

出掛けに信号待ちをしていて、ふと、 お弁当を忘れたことに気がついて取りに戻った。 昼休み、お弁当がやけに美味しく感じたのは、 取りに帰ったこととは無関係です。体調かな。 車中のとも。 中村文孝『リブロが本屋であったころ (出版人に聞く 4)』(論創…

さらばベルリンの本たちよ

大阪に出かける。 2月いっぱいで閉店という、Berlin Books*1を訪問。 現在、50%OFF、25日からは、70%OFFとか。 外国文学とか絵本とかもあって、面白かった。 もっと早く知っていれば、という気持ち。 購入。Berlin Books。 松井晴子、村角創一『…

粘り強く読む

今日こそ、違う本にしよう、と思っていたが、 ふと気がつくと、またえびな書店の本を持っていた。 絵についての文章にいささか飽きてしまっていたのだが、 後半、ふたたび面白くなってきて、読み終えた。 読了。 蝦名則、牧野伊三夫『えびな書店店主の記 (四…

カバンのサイズ

出掛けに、どちらの本にしようか迷う。 カバンがもう少し大きければ2冊持っていくところ。 でもまあ、どうせ1冊しか読めないんだから、 カバンがこのサイズで助けられていると思う。 車中のとも。 蝦名則、牧野伊三夫『えびな書店店主の記 (四月と十月文庫…

子どもの本に怯えて

妻と娘と、京都へ。妻の友人ふたりと、 おしゃべり、おしゃべり。楽しかった。 本についてのインタビューのことを話題にし、 そのときにちらりと聞いたエピソードだけで、 すでに充分興味深い。とりのインタビュー、 いつかやりたいなぁ。 大垣書店イオンモ…

アキラの人のこと

その人のことを妻に話すとき、 「アキラの人」と呼ぶことになっていた。 勤務初日、ひとりのおばあさんに、 「あのテレビによく出てる人の本、あるかな」 と尋ねられた。「名前は忘れた。なんとかアキラ」 「男性ですか?女性ですか?」「おとこ」 今となれ…

買わずとも読め

額田駅あたりからの、車窓から見下ろす風景が すごすぎる。夜景もいいけど、朝の光に輝く町も美しい。 この景色を見下ろして、甘いミルクティーを飲みたいなぁ。 どこかにいいカフェ、ありませんかね。 車中のとも。 野坂昭如『エロ事師たち (新潮文庫)』(…

隣りの芝生はセシウム

勉強会に出席するために、大阪へ。 地下鉄のホームには、人が溢れている。 こういう景色は久しぶりだ。 今、ふつうに通勤する電車は、 それほど混雑はひどくない。 座れなくとも、本は読める。 こういった生活がいつまで続けられるか、 わからない。わからな…

ざっと、さっと

隣の駅まで電車ででかけたが、 さすがに短すぎて本は読めなかった。 昼食後、図書館へ行く。新聞書評をざっと。 気になった本。 前川ヤスタカ『八重歯ガール』(朝日新聞出版) タミ・シェム=トヴ、母袋夏生『父さんの手紙はぜんぶおぼえた』(岩波書店) …

借りてきた世界

ゆうべは久しぶりに楽しく飲んだ。 本の話や音楽の話を聞いた。 うーん、とても興味深い。 今朝は早番。寝坊せず。 よかった、よかった。 車中のとも。 ECD『何にもしないで生きていらんねぇ』(本の雑誌社) 途中、「口実」という小説が載っているのだが、 …

誰かほかにも

近鉄で、進行方向を向いて座席が並ぶのに乗った。 通勤で、この眺めは贅沢だなー、と思いつつも、 本が面白くって、あまり車窓へ目を向けなかった。 車中のとも。 ECD『何にもしないで生きていらんねぇ』(本の雑誌社) ヒトから借りて、全く前知識なし、と…

多読のデザイン

このブログでは、なるたけ、 本に関することを書いておきたい、と思っている。 だから、去年はなかなか書けなかった。 本を読んだり、買ったりする機会が、 とてもとても少なかったからだ。 今年に入ってペースがあがってきたのは、 毎日本屋さんに通ってい…

古本のことは頭になかった

今日はいよいよ、善行さんと田中美穂さんの、 ユーモア決戦の金曜日だ。退勤後、速やかに移動し、 出町柳にたどり着いたのは19時20分ほど。 タクシーでガケ書房へと乗りつける。 開場まもなくの店内には、既にたくさん人がいて、 入場料を払って、本日限りの…

効き目のこととか

出勤前に、妻と探し物。 押入れの中から、見つけ出した写真とか。 子どもの頃に書いたくだらないメモにげんなり。 車中のとも。 宮崎駿『本へのとびら――岩波少年文庫を語る (岩波新書)』(岩波書店) 本には効き目なんかないんです。振り返ってみたら効き目…

小学生のときに気になった本

妻子とともに、奈良はきたまちへ。 まずは、大学堂を訪問。オカタケ師匠の本*1にもあったが、 今日も「店内2割引」やってました。 購入。大学堂。 宮崎駿『本へのとびら――岩波少年文庫を語る (岩波新書)』(岩波書店) 古書喫茶ちちろ*2を訪ねる。靴を脱い…

第2ホッパー係補佐

もうひとり新人さんが登場した。 ダブル初々しい。ダブルになると、 懐かしがってる余裕は無く、 フォローが大変。 とか言いつつ、自分もおつり渡し忘れて、 はだしでかけてく愉快な新人さん(30代、妻子あり)。 自分のことで、精一杯ですな。精進せよ、…

初々しさは武器

初々しい新人さんが登場。 非常に初々しい。懐かしさを覚えた。 自分が初々しかった頃、ということでなく、 そういう初々しいヒトと会ったことがある、という。 車中のとも。 又吉直樹『第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)』(幻冬舎) アメトーークの様子…

ユーモア決戦は金曜日

ゆうべ、オカタケ師匠のブログで、 蟲文庫の田中美穂さんのトークイベントのことが紹介されていた。 ところはガケ書房、お相手は山本善行さん。 http://d.hatena.ne.jp/okatake/20120204 以前にもどこかでその情報を得ていたような気もするが、 そのときは、…

背表紙をたどるよろこび

今日はお休みでした。 西大寺に鍼に行ったついでに、古本屋さんを覗く。 古本屋蝶野というお店。正午から20時までの営業。 外の均一は一冊50円、三冊100円。店内にも、文庫たくさん。 ちょっと欲しい本がいくつもあったので、何か見つかりそうで、 ぐぐー…

田中美穂の、ですますユーモラス

ゆうべは、珍しくテレビを見た。 ツイッターで知った、「アメトーーク」の、 読書芸人の放送。ところが、23:15になっても、 ぜんぜん放送する気配がない、というか、 テレ朝って、なんちゃんねる? ・・・関西では、0:30からの放送でした。 翌日早番だっ…

すてきエピソード満載文庫

遅番の翌日が早番なのは、ちょっと大変。 でも、僕よりも働きまくっている人がいるので、 弱音を吐いてはならない、と思う。 実際、そんなには大変でないし。 車中のとも。 田中美穂『わたしの小さな古本屋?倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間』(洋泉社) …

こもりながら読む

あまりの寒さに、朝、ごみ捨てに出たきり、 あとは家にこもって子守りをしていた。 赤ちゃんの相手をしながらも、すっと読み終えたのは、 僕が本読みだからでなく、吉本ばなながすごいからだ。 読了。 吉本ばなな『キッチン (福武文庫)』(福武書店) 何度目…