西野達 Tatzu Nishi
- 転がる愛知
Rolling Aichiどんな作品が見られるのかを、発表当時から一番楽しみにしていた作家さん。「転がる愛知」は親しみやすく、トリエンナーレ第一回目の愛知の人達に向けて「はじめまして」を象徴するような作品になりました。「豆腐仏陀」は残念ながら幻となってしまったけれど、いつかもう一度見てみたいなと思います。
(by satomikamo)オフィス街に現れた、ヘタクソな手書き風の巨大な「愛」の文字。目にした瞬間の反応は「ぶはっ!」。そこには驚きとある種の馬鹿馬鹿しさ、そして笑いと清々しさがあった。都市の日常に紛れ込んで風穴を開けたこの作品、今回のトリエンナーレが掲げた「都市の祝祭」というテーマの象徴のようだった。
(by nnnnnao)ネオン看板をクレーンで吊るす。とにかく大きい!意味とかよりも、まずとにかく楽しくなれる。その突き抜け方がステキすぎ!私がはじめて見たのは開幕初日、通りをタクシーで走っていた時。遠くから見えて、すごく興奮した!ドカンと面白い。誰がみても気付いてわくわくできる。トリエンナーレにこの作品があって良かった!
(by ukreina)オフィス街を貫く道路沿いでクレーンで吊られる巨大電飾。巨大な『愛』の一文字が光り輝く。トリエンナーレ期間中不定期にしか観られないこともあり道路の対岸には写真を撮る人々で溢れる。土地代や作業にかかる費用などを後ろに隠して、ふざけているとしか思えない丸文字の『愛』は絢爛として輝く。
(by 田中瑞穂)
西野達
あいちトリエンナーレ2010公式紹介より抜粋
Tatzu Nishi
1960年名古屋市生まれ。現在、ベルリンと東京を拠点に活動する。武蔵野美術大学を卒業後、1987年にドイツに渡り、ミュンスター芸術アカデミーで彫刻を学んだ後、1997年から主にヨーロッパで活動。都市を舞台とした、人々を多く巻き込む大胆で冒険的なプロジェクトを数多く発表。
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