マシュマロ通信を見て

ライムの横恋慕。シリアスに演出されていた「初恋」回と違い今回の「ライムの恋パート2」はコメディタッチ。本人からしたら冗談じゃないんでしょうがかなり笑えました。
ミモザ先生とライオネルも二人でいい感じだし、それを見ているライムもいいし、続きがあるとしたら今度はどんなものになるんでしょうか。なんせ1年やってくれるそうですから、期待が持てます。
 
声優オタク的見地から、二点ほど。
ミモザ先生はライオネルのことになると情熱的だが、生徒と接するときは平然としている。ライムも例外ではなく、妄想に耽るライムの隣で白ドラ*1よろしく白んでいるミモザ先生。このギャップが笑いを生む。らしい。
 
で、ミモザ先生を演ずる平松晶子さん。鳥猫の中ではどうしてか藍青の雅さんのイメージが強く、ガミガミと説教垂れるイメージだったりするんですが(他にも沢山の役を演じてらっしゃいますが)、マシュマロ通信だと一歩引いてるというか、子供たちがワイワイと騒いでる中で教師らしく傍観しているようなスタンスが声に乗っていて良いと思います。で、ライオネルのことになるといきなりウワァーッと泣く。この切り替えがtypicalではなくてあくまでさりげないところが好印象です。
 
もう一点。映画出演を果たしたライオネルですが、その演技力はいかがなものでしょうか?
彼が恐竜に食べられるシーン。「うおおお!?あ、あ、あ、助けて!!うおああああ!!」リアクションがオーバーすぎです。「そんなに映画に出られて嬉しかったのか…」と笑いがこみ上げてくるほど力が入ってます。まさに素人演技…なんですが、ライオネルを演じる飛田展男さんからすると「(エキストラを演じるライオネル)を演じる飛田さん」という二重構造になっているわけですね。続いてのシーンでは映画女優に握手してもらって「うおあああああああ!?」と絶叫してますがこっちは素のライオネル。この二つの違いをじっくり聞いてみると結構興味深いです。

*1:白けているドラえもんのこと。
こちらのサイトが面白おかしく解説しています。http://hendora.com/

GIRLSブラボーを見て

失礼な話ですが今日の桐絵メインを見てようやく斎藤千和さんのキャラがつかめてきました。
同じ強気な女の子やらせても夏美と桐絵じゃ違うわけで、その違いをかもし出してるのが斎藤さんなわけでその違いを観察していけば「ああ、こんな感じなんだぁ」と理解がいくというか。なんか説明が漠然としすぎですか。だからキャラクターを演じる際の柔軟性は結構ある方だと思います。声をがらっと変えることで他者を演じるのではなくて、ニュアンスでキャラの違いを出していけるという。ラスエグ今もう一回見たいなぁ。
 
あと、風間くんにはまだ及びませんがだんだんやる気が出てきた雪成にも注目。
画面が白すぎるのは既に悪ノリで済まされないレベルに達しているので、スタッフの方へ、そのくらいで止めといた方がいいと思います。
 

今日のはみだしコーナー

このblogによく出てくるタイトル…マシュマロにケロロシノブ伝
どうも自分は笑える作品が好きみたいです。
どこで笑うかって人それぞれで、作ってる側が全然意識してないようなほんのさりげないところで笑えたりするので
一概に「笑えるアニメ」と「笑えないアニメ」にわけるのはナンセンスだけども、
どこも笑うとこがないようなアニメだと堅っ苦しくて見てられないです。自分の場合は。