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2010-04-03 さくらさくら

[]低俗霊MONOPHOBIA 原作:奥瀬サキ マンガ:刻夜セイゴ  低俗霊MONOPHOBIA 原作:奥瀬サキ マンガ:刻夜セイゴ  - 適当に遠くまで来た渡り鳥 を含むブックマーク 低俗霊MONOPHOBIA 原作:奥瀬サキ マンガ:刻夜セイゴ  - 適当に遠くまで来た渡り鳥 のブックマークコメント

「低俗霊」新シリーズの最新刊が出ましたよ!

女の子二人の会話シーンで始まるので双子?と思ったら今回の主人公は少年と少女の二つの人格を持つ女子高生ということらしいです。

なんか舞入夏(まいか)ちゃん、お肌つやつやでちびっこで可愛い。

2010-03-04 春先の天気は不安定

[]「good!アフタヌーン」の単行本発売中 「good!アフタヌーン」の単行本発売中 - 適当に遠くまで来た渡り鳥 を含むブックマーク 「good!アフタヌーン」の単行本発売中 - 適当に遠くまで来た渡り鳥 のブックマークコメント

最近はツイッターで一日数回つぶやくとすっかり毒気が抜けてブログ放置気味であります。もとからあまり更新していなかったですけどねー。しかし創刊号から読んでいる「good!アフタヌーン」から単行本が出始めているのでなんぞ宣伝してみようかなあと思う。

good!アフタヌーン」はいい雑誌です。特徴は新人作家の初連載と越境マンガ家(少年・少女マンガから青年マンガへ)の青年マンガ誌での初連載の多いことなんだけど、雑誌立ち上げと同時に作家さんが立ち上がっていくのをきちんとフォローして面白いマンガに育てている編集さんの労力が見えていいなと思う。そうは言っても雑誌自体は編集者がでしゃばらずマンガを前面に出しているところも好きだ。


編集者ブログ

http://good-afternoon.weblogs.jp/blog/


そんな連載陣の中から好きな作品をいくつか紹介します。

路地恋花」1巻 麻生みこと 

路地恋花 1 (アフタヌーンKC)

路地恋花 1 (アフタヌーンKC)

弁護士マンガ「そこをなんとか」の方です。名前は知っていたのですがマンガは初めて読みました。繊細な少女マンガのタッチで少女マンガにしか見えないのですが、中身はガチガチに論理的に固めたプロットで案外理屈っぽく作られていて男らしい作風(こういう言い方は好きじゃないけど)だな〜と思いました。山下和美さんの系統です。

それで京都が舞台のロマンチックでフワフワした恋愛を描いてきれいに成立しているのだからすごい人だと思う。京都のいけずさ大阪のお笑い至上主義などクールに分析されていて、京都出身の私としては薄ら寒い気持ちになったりもする。



「ヒレフシ」原作:本田透 作画:銅☆萬福

ヒレフシ 1 (アフタヌーンKC)

ヒレフシ 1 (アフタヌーンKC)

このマンガ、大好きなので以前にも感想を書いたことがありました。

http://d.hatena.ne.jp/torico/20090927#p1

うっかり死んでしまったブサイク非モテおたく(山田)をイケメンに改造してルサンチマンパワーで世界征服を目指す筈が山田が案外いいやつでイケメン草食系男子が出来てしまった…というコメディです。

原作が本田透さんなのでおたくの描写にはリアリティがあります。しかしおたくのキモイ描写が微笑ましくも温かいのは作画の力なのかなと思う。ディープなおたく知識を持ちながらさわやかイケメンで屈託のない山田はなんか可愛いんですよね。萌えキャラなんですよね。連載が進むにつれてどんどんあほになってる気がしますけどね。

本田透さんがこの先非モテルサンチマンを擁護するのかルサンチマンなんて悪という結論に達するのか大変楽しみです。

作画の銅☆萬福さんは全体の大きなコメディのグルーヴ感の中にコマ単位くらいの細かさで笑いの要素を詰め込んでいくいい意味で変態的な方だなと思います。どんどん上手くなって絵が洗練されていくのが素晴らしいです。


銅☆萬福さんがtwitterで宣伝用画像を配布していたので貼ってみた。



鉄風太田モアレ

鉄風 1 (アフタヌーンKC)

鉄風 1 (アフタヌーンKC)

鉄風 2 (アフタヌーンKC)

鉄風 2 (アフタヌーンKC)

銅☆萬福もすごいペンネームだと思いますがモアレも相当すごいね。

四季賞の魔女の話と読み切りの幽霊の話を読んで切ないファンタジーの人かと思っていたのでガチの格闘マンガで連載を始めたのは意外でした。格闘シーンもスリリングだけど、性格悪いけどなんとなく共感できる主人公と陽気でいいやつなのになんとなく癇に障るライバルがの絡みがハラハラして面白い。



「すずり執行ちゅう!」Ryp

4コマギャグマンガ。第一回は学園物だったので流行りの萌え4コマかと思った。次の回でいきなり未来の話になって宇宙に出たのでわけが分からなくなった。読者の予測をことごとく裏切る展開、ギャグ無しではひとコマも進まないとでも言わんばかりの詰め込みギャグにぐっときます。絵柄は可愛い萌え系なのに!

単行本はまだっぽいですね。


good (グッド) ! アフタヌーン 第9号 2010年 04月号 [雑誌]

good (グッド) ! アフタヌーン 第9号 2010年 04月号 [雑誌]


[]高田築「野ばら高田築「野ばら」 - 適当に遠くまで来た渡り鳥 を含むブックマーク 高田築「野ばら」 - 適当に遠くまで来た渡り鳥 のブックマークコメント

話は変わりましてコミックビームfellows!」の高田築さん「野ばら」が素晴らしい。volume.8では原因不明の連続投身自殺の話と他一本。黒田硫黄を思わせる筆ペン(多分)のタッチに可愛らしい絵柄でほのぼのしてるのに、現実を描く視線は冷たく読者を突き放している。恐怖で背筋が寒くなるわ。

中盤の団地のシーンでは「童夢」を思い出してしまった。俯瞰の構図とコマ割、ものすごく格好いい。

ところで個々の作家さんは悪くはないのですが、雑誌としての「fellows!」はコンセプトがあまり好きになれません。新人で連載を持っている人が多いけど作風が似た人が多いし、ここから自分の力で頭ひとつ抜け出すのはなかなか難しいのではないでしょうか。ぬるま湯地獄というか…。

それでも買ってしまうのはたくさん載っていてお買い得だからでしょうか。

Fellows! 2010-FEBRUARY volume 9 (BEAM COMIX)

Fellows! 2010-FEBRUARY volume 9 (BEAM COMIX)

2009-10-18 だんだん寒くなってくる

[]「蝋燭姫」鈴木健也 「蝋燭姫」鈴木健也 - 適当に遠くまで来た渡り鳥 を含むブックマーク 「蝋燭姫」鈴木健也 - 適当に遠くまで来た渡り鳥 のブックマークコメント

おすすめのマンガをブログで紹介してみる試み、その2。


次のおすすめマンガは「蝋燭姫」を書こうと前から決めていたのですが、さてどう紹介したものかと考えあぐねていました。

中世ヨーロッパ、国を乗っ取られ修道院に送られた高貴なお姫様と姫を愛する侍女がひどい目に合うお話、とざっくりまとめてしまったら乱暴すぎるでしょうか。


非常に個性の強い作家さんだと思います。

素晴らしい画力です。正確なデッサンを超えて独特の美意識でゆがめられた線は絵画のようです。

それから、独特の題材選び。蝋燭姫の見所は頭の悪い侍女が肉体的にひどい目に合うところだと思います。と、書くとエロと思われそうですが実際はそうエロでもないです。これまでも虫食、シャム双生児など微妙な題材を選んできた作者らしい内容だと思います。(シャム双生児から蝋燭姫の間の作品はチェック出来ていません、すみません)

「蝋燭姫」は非常に独特の後味を残してくれる作品だとは思うのですが、ものすごく面白いかと言うと今はまだちょっと分かりません。独特の題材選びも吉と出るか凶と出るかまだ分かりません。ただ、すごい爆発力を秘めた作家さんだという感覚があり、爆発するのかどうかが気になる状況であると思います。


そういうわけで、ちょうど単行本1巻が出たところなので紹介してみました。コミックビームの別冊的位置づけのfellows!にて連載中。


蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)

蝋燭姫 1巻 (BEAM COMIX)