元々不適切なモデルという話

問題は、誰にとってバイキング式と見えるか、である。
id:dankogaiさんにとってはバイキング式と見えるレストランでも、別の人間には注文の仕方すらわからないだろう。

有り体に言えば、これは「バカの壁」だ。認識の壁が、立ちはだかっているのだ。

いや、分かり合うとか、そんなことはどうでもいいのだ。問題は、どうやったら多くの人間がそこに手を伸ばせるのか、その方法である。

2008-03-15 バカの壁 - reponの日記

 あのバイキングの例えはかなり不適切な気がする。少なくとも、そこに並んでいる食事に手を伸ばさないのはあたかも知識の欠如「だけ」が原因であるという認識には明らかに不足がある。
 視力障害で席にすら着けないのかもしれないし、食物アレルギーや宗教上の信条で材料が明確でない料理を口にするのは問題があるのかもしれない。皆同じフロアにいるのか? 黒人と白人が一緒に使えるレストランではないかもしれないし、女性が親族以外の男性と同席するのが違法だからかもしれない。ドレスコードに引っかかるかもしれないし、そもそも代金を捻出できないこともある。そもそも、一体何人がラストオーダーまでにレストランにたどり着けるか?
 さらに話を進めれば、「マッチョ」が我々と同じく客であるなんて、自称マッチョが言うにしても本気かしらん。ただ単に比喩の対称性を保つためだけのステートメントで、言葉のあやに留めておくべき部分である気がする。あの比喩の世界において料理があるのに食べない人が本当に言いたい事があるとすれば、例えば、それはコストカット方針のせいで視力障害者の為のナビゲーションや原料表示が省かれたことへの非難だと考えるのが流れとしてより自然っぽい。それはとりもなおさず、レストランの経営側が手に入る金を増やす為に種々の配慮を諦めたという推論に基づいている。つまり、強者は暗黙にレストランの経営者と見なされていたのではないか。レストランの上客を責めるのは非本質的だが、常連客が積極的に設備や解説の廃止を推進したならその限りではない。ましてや、経営側が善意の客を装って発言しているならば、それだけで非難に値する工作だと考える人も…いるんじゃないかな…!!
 それに道路の話を出されると、比喩だとしても実際のケースの話と考えても非常にイライラするんだけども。
はてなブックマーク - 404 Blog Not Found:バイキング式のレストランで給仕を待つ君たちへ

世の中には、「宛名のない善意」がいくらでもあり、そして今もなお増えているからだ。
私はそれを利用したに過ぎない。
「宛名のない善意」とは何か?
私にとって、それは道路であり、書籍であり、その他諸々の、「誰宛でもないけれども、私を含めた誰でも使ってよい」もの全てだ。
道路は私を救ってくれた。しかし道路は私を救うために敷かれたのではない。
書籍も私を救ってくれた。しかし書籍は私を救うために書かれたのではない。

404 Blog Not Found:バイキング式のレストランで給仕を待つ君たちへ

 道路は私を救ってくれた(笑)

子供3人

末子が大きくなってきて官舎では暮らしづらくなる

一戸建ての家を買う

金が無いので郊外の建売しか買えない

最寄のコンビニまでバスで往復320円、最寄の本屋まで片道20分

人生ハジマラナイ\(^o^)/

2007/2/8 健全の光景

 佐伯区区民文化センター前に行くバスはセンターを出る広電郊外バスである事が判明した。可部方面からのアクセスはセンター乗り換えのみである。広島ではよくあること。

2007/11/28 と、ここまで書いたので調べてみたら

 きっとブラックな職場に近づいたり無駄遣いをしたりしないよう守ってくれているのだろう。ああちなみに、最寄のブッコフまでは片道400円ほどかかるよ!!
 いくらでもあり、そして今もなお増えている(笑)
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1181811775950/index.html
 また増えるようになるといいね。
推奨タグ: ハンロンの剃刀