10年で44%減少した種牡馬

トウケイニセイ生産者の田中哲実氏のnetkeiba.comのコラムより、昨日の供用停止種牡馬の話題がより詳しく紹介されていました。

人気稼業の宿命とはいえ、用途変更された種牡馬の中には、競馬ファンお馴染みの名前がかなり多い。イブキマイカグラエルウェーウィンオフサイドトラップオペックホースギャロップダイナサクラテルノオーサクラトウコウジョージモナークシンチェストダイナレターデュークグランプリナリタタイシンホリスキーマイシンザン、モガミ、ユウセンショウ、ユウトウセイ、ライブリマウント、ラシアンルーブルなどなど。
田中哲実 生産地便り:10年で44%減少した種牡馬

高齢馬は仕方ないとはいえ、ただそれでもギャロップダイナは決して恵まれたとは言えない繁殖の質量で活躍馬を多く出したのに、それが自身の繁殖の質量向上につながることがなかったは、ユウトウセイは少ない産駒が勝ち上がっているけど、その程度ではアピールにはならない現状、というかライブリマウントはせっかく産駒が走り出して、地方競馬中心にアーニングインデックスがとんでもないことになっているのに、もう廃用していたなんて……。
ただランニングゲイルが走った後も、ランニングフリーの種付け頭数などに何の効果もなかったとかいう話しを聞く限り、マイナー種牡馬繋養の実利的なメリットというのはもはや全く期待できないと言って良いですし、仕方のない流れなのかも知れませんが。
はー、せっかく戻ってきた競馬へのエナジーがまた少しずつ減っていくのを感じます。これなら最初から香港のような競馬の方が諦めがついて良いかもしれない。
追記)ライブリマウントは去勢済のようです。本当にもったいないというか、それで高い金出して外国から種牡馬は買うわけで、そんな無駄遣いしてるから日高は不況なんだと言ってやります。