FIFA世界クラブ選手権トヨタカップ

家に帰って三位決定戦と決勝をビデオで見ました。三位決定戦は白熱の展開で凄い楽しかったですが、決勝はあれだけ攻めたリヴァプールがあの結果はちょっと悲しかったですね、選手交代がもっと早くとか、ハマンが怪我でベンチ入りすらできなかったとか、キツイスケジュールの中で日本まで来てこの結果は悔やまれる、本当にリヴァプール側から見ると非常に残念な試合でした。三位決定戦より決勝の方が心持ちメンバーが落ちた印象になったり、交代が遅かったり、ちょっとベニテスの選択肢が失敗したなというのが残念でした。ただ僕がリバポ贔屓というのを差し引いても、三位決定戦の方が面白い良い試合だったような気がします。

baseよしもと「ビーコード ビーサンバトルB」

日曜日ですし、MCがにのうらごなので、いっぱいかなと思ったのですが、パステルモグラの加藤さんからチケットを買ったのですが、加藤さんは最終的には全部売れたようなのですが、手売りしていた芸人さんは皆かなり苦戦しているようで、寒空で本当にお疲れ様です。開演後も最後尾に立ち見も出ていましたが、それでも空席があったり通路にも人が溢れるということはない感じで、寒さなのか面子なのかよく分かりませんでしたが、焦らなくて良かったんですね(笑)、入場すると開演直前に両サイドにあるモニターで「ヨシモト∞」の宣伝を流していて、ヨシモト必死だな(笑)とか思っていました。

MC:にのうらご

柄とかは違うのですが、何となく色違いで揃えてきたような衣裳に微妙な客席の反応があったり、オープニングトークは大林さんのNHKの深夜の「のど自慢」の予選の話、荒牧さんの団地の話と、過去のMCの時のトークの続き物の話題になっていました。大林さんの方はいなかったのですが、荒牧さんの団地がタイガースカラーに壁を塗り替えるという話はなくなったようです。

難波横山 「香の物」本日7位総合5位

定食屋をお食事処、漬け物を香の物、「……よろしく」「いささか……」「願わくば……」と古い言葉をいちいち使うネタ、短い期間で何度も見たし、そう何度見ても面白いというレベルのネタじゃないので食傷気味でした。なんで今更バトルでこのネタなのかと思ったのですが、今回ってよく考えると14組で二組しか落ちない上に、初日のほうで、つくつくが挽回不可能と思えるような点数を叩き出しているので、この時点で昇格も降格も関係ない人の範囲が広いから、こういうことする人多いんじゃないかなと思ったんですが、家に帰って確認したら難波横山は前回上と僅差の三位で昇格狙えるところにいたんですね、ということは勝負ネタを持って来たのかも知れないけど、このネタは賞味期限もう切れてるよなあ、こういうことしてるからビーコードのシステムが始まったときにビーイチでスタートしたのに、いますっかりビーサンに馴染んじゃったのはこの辺なんだろうなと改めて思いました。2-

ネゴシックス 「卒業証書」本日8位総合4位

卒業証書の入れ物が変なところが開いたり、変な形だったりするネタ、多分テレビなんかでもやるネタだと思うし、いまビーサンにいて他にネタをする機会がテレビ以外でなかなか無いので、おそらくR-1に向けてのネタを試す場にもなってると思うのですが、やっぱりビーサンの人はバトル以外に舞台がないというのは、新ネタを試す機会がバトルしかないということで、これはキツイなと改めて思いました。「入れ物の方が柔らかい」というのと「つくね乗っけるみたいなの」は面白かったのですが、全体的にテンションが低いまま、お客さんを乗せることが出来ずに終わったのと、入れ物のネタは面白いのですが、卒業証書に書かれている文章が弱すぎで、これなら卒業証書の文面には触れないでいったほうがリズム良くいけるのではと思いました。まあネゴさんの場合は工作とツッコミ台詞は面白いけど、文章のネタが弱いというのは元々なんですが、『復興の手紙』ぐらいのホームランが一発混じっていれば、そういう印象の悪さはないんだけどねという話に終わってから知り合いとの話でなりました。ビーニに戻れるチャンスだっただけに残念でした。2+

漫才ゲリラ 「フリーターが増えると困る」本日12位総合12位

多分M-1の一回戦か二回戦で見たことあるネタですが、フリーターが増えると困るというネタで、「コンビニの店員」が増えると四人でレジをやって、四人がレジを通して四人分の値段取られるとかそういうネタでした。コンビニの後は「家庭教師」「美容室」「白バイ隊」「エレベーターガール」「野球の審判」という感じで続いたのですが、『白バイ隊はフリーターじゃないだろ』と思ったら、『美容師も資格いるだろ』とかどんどん設定の辻褄が合わない部分が気になってきて、そうなると細かい欠点もどんどん見えてきてしまうので厳しかったです。1+

まいなすしこう 「父親は大変」本日9位総合8位

しばらく最初のやり取りをカバンの中に入ったままやってました(笑)。「子供が走り回っていたらどう注意するか」という話しから子供の演技を甘く見るなという形から、おじゃる丸の電ボのモノマネと、まだまいなすしこうのキャラクター紹介的なネタでも充分持つのでそうしていましたが、早く勝負になる何処に持って行っても通用するネタをここは生み出してほしいです。キラーネタを一つ作ったらあっという間でしょう。3-

パステルモグラ 「父子で河原遊び」本日4位総合6位

序盤から山崎さんの長台詞ツッコミが絶好調、直ぐに三拍子のリズムのボケに行かずに、的当てのパートでは違うパターンのボケを展開してから、河原への石投げのパートでいつもの三拍子ボケの展開に持って行ったのも、構成が単調にならないので良かったし、長台詞も活きるボケの数々で安心して見れました。本日ようやく投票できる水準のネタが出ました。大丈夫だとは思うのですが、ギリギリ落ちても不思議でない前回順位だっただけに一安心でした。投票。3+

☆ciao☆ 「カウボーイ」 本日10位総合11位

テクニックがある程度の水準より上はあるのは確かなんでしょうけど、それだけなんですよねえ、技術がある程度あるのにネタがよくないというのは、実際以上につまらなく見えてしまうのは気の毒なところです。 ただここはこのコンビだけじゃないんですが、笑っている一角と無反応な人たちの差が激しすぎで、後ろの方の席にいるとそれがよく分かるのですが、ああいう明らかに贔屓の客だけが
笑っているというのも、実は応援になっていなくて他のお客さんとか、審査員がいるようなM-1とか公開でやってる賞レースの予選会とかオーディションでは不利になるんですよね、M-1ではbase勢や松竹勢の応援団が多くいましたが、応援団だけが笑っているというコンビは大抵そこで落とされていたので、ちょっと応援するにしても贔屓の引き倒しにならないように気を付けてあげてほしいですね。
正直、ここは初日の結果が降格圏ギリギリだったし、この出来を考えるとついに降格かと思ったのですが、まさかの10位で残留には驚きました。ここはもう固定ファンが絶対に残すぞという感じになっているんでしょうね。1

つくつく 「紙芝居 アニキの武勇伝」 本日14位総合14位 降格

笑い所が一つも無し、これは彼らではなく、ここをオーディション合格させた連中が悪い。100組近く一度に見ると、やっぱり頭おかしくなって、こういうの上げてみても良いんじゃないかという気になるんですかねえ。0寄りの1-

少年ギャング 「占い」本日13位総合13位 降格

占いが出来るといって、単なる予測やアドバイスをしたり、つまんない変なことをワザとして「ギャグや」という運びで、正直この三組連チャンは厳しかった。ここが一番マシだったんですが、それはそれで返って印象薄になっています。1+

男と女 「バカップルのピクニック」 本日6位総合6位

腹の立つバカップルをやってみて紹介するネタ、「オナラで殺したろか」「土踏まずにヒール付けたろか」などのキラーフレーズもありましたし、そこそこ良かったんですが停滞した空気を変えるまでに行かなかったのが残念でした。迷いましたが投票せず。3

ミサイルマン 「彼女にお弁当を作ってもらう」 本日1位総合2位 昇格

岩部さんの髪型いじりで掴んで、あとはそのままの勢いでした。最初のお弁当は「おにぎり派か? サンドウィッチ派か?」みたいな流れのときは西代さんのキャラを利用したボケになって、玉子焼きを岩部さん扮する女の子が作るネタ、油で砂糖炒めているだけで玉子焼きを作っているのが分かるというのは受けていました。正直、僕もミサイルマンが出てきて盛り上げてくれたのは救われた感じでしたが、普段なら絶対に1位になれるような水準のネタではなかったので、今日の相手関係に大きく救われたといって差し支えはないと思われます。前回の順位的にビーニには今月戻れないだろうと思っていましたし、今月戻れなかったら過去の例からしてもこのままビーサンに馴染んでしまうだろうと思えただけに、この出来でビーニに戻れるのは運があります。ビーニバトルにはここはある程度残留だけを目的にするならばこのネタというのあるでしょうから、このまま復帰するでしょうね、ただ普段のビーサンバトルなら勝ち上がれるような水準ではなかったこと記録しておきます。でも観客としてここでようやくホッと出来ました。投票。4

ゴールドハンマー 「夜景の見えるレストラン」 本日11位総合9位

店員が失礼とかそういうありきたりの設定でしたが、ヒット級のボケは連発しましたが、さすがにそれだけでは厳しいです。3-

牛若丸 「チカンを捕まえた話」 本日5位総合10位

えータイトルの話はあってないようなもんです(笑)。ナイス中山さんがネタ中でも「ナイス」を押しだしたというのは聞いていたんですが、始めてみました。コントにはいるような礼をしてからコントに入らないとか、相方に散々手を出しているのに「手出るぞ」といったり、まあそういうありきたりなボケがとにかく連続したんですが、とにかくテンポが良く出し方が良かったので、ここも降格ギリギリのところからジャンプアップでした。最初は投票する気がなかったのですが、鯉女房と男と女の投票を悩んでいたら、この二組よりこっちじゃないかと思い投票しました。3+

鯉女房 「男前中学」 本日3位総合3位

男前を育てる中学校に分からず入ってきた生徒とホストみたいな先生のやりとりのコント、かけ算じゃなくてかっけー算とか、随所に良い感じだったのですが、あまり設定に入り込めれなかったので、悩んだのですが結局投票しませんでした。3+

ダ・ヴィンチ 「紙芝居:海でデート」 本日2位総合1位

M-1グランプリ三回戦でやった紙芝居ネタ、やっぱりこのネタはスーパーマリオという設定が審査員に嫌われただけで、相当高い水準にあることを実感しました。ダ・ヴィンチは紙芝居で量産が出来れば、あっという間にかなりの所まで行くと思います。一箇所めくりを間違えましたが、今日のレベルにあってはご愛敬といえるものでした。ただここ紙芝居は今年に入って散々やってるはずなのに、スケッチブックのめくり間違いは二回に一回の割合でありますね(笑)。投票しました。4+

結果発表

ということでミサイルマンダ・ヴィンチビーニバトルへ、少年ギャングとつくつくが降格、つくつくは今月オーディションから昇格した組がオーディションに即降格となりました。ちょっとオーディションから昇格したコンビその月に逆戻りって最近多すぎると思う、これが続くと非公開のオーディションの内容に不満が出るだけだと思うので、色々と考え直す時期に来ているのではないでしょうか?
ちなみに僕の投票は三組は即断で投票の印を付け、三組から迷って一組だけ付けました。結果この六組でこの日の上位六組となりましたが、正直この六組と他はかなり差があったし、もっというとその中でも更に上二組とそれ以外は差があったように思いました。
せっかく久しぶりのbaseだったのに、ちょっと低調だったのは残念でした。終わってからのラーメン屋での仲間や友人との会食の方が実のある話も出て楽しかった(苦笑)。

今日買った本

『漫画家超残酷物語』唐沢なをき/小学館)は探したけど売り切れ、『いい電子 (5)』みずしな孝之/エンターブレイン)も買っていないことに気付いたのですが、これも在庫切れでした。ということで平積みの中から先日もネタにした、まさか自分が手に取ることがあるとは夢にも思わなかった『クイックジャパン (63)』太田出版)と、単行本になるぐらいまで続いているということを知らなかった『けものとチャット (1)』みずしな孝之/竹書房)を買って帰りましたが、読めるのは時間とか予定を考えると明日以降かな?