ミツアキサイレンス号 引退のお知らせ : 笠松けいば

ミツアキサイレンス引退 : fs log

近年は成績が振るっていなかったので、芝にダートに競馬場も関係なく活躍しまくっていた頃を知る身としては寂しかったのですが、ついに一番寂しい瞬間が来てしまいました。こういうキャラの馬が引退するのは実はその時代の名馬と言われる馬が引退するよりも寂しかったりするんですよね、阪神大賞典から一度ぐらい天皇賞に出走して欲しかったのと、これだけ芝で活躍していながら、意外にも芝で未勝利どころか中央で未勝利というのは驚きです。それでも重賞10勝、その内中央交流4勝、笠松所属馬として歴代獲得賞金1位、さっきは時代の名馬でないような失礼な言い方しましたが、まさに2000年代を代表する地方の名馬の引退です。G1を勝たせてあげたかったなあ、やっぱり地元の名古屋グランプリを優先して東京大賞典には出走しなかったのは仕方ないにしても、川崎記念に一度も出走していないのは意外ですが、佐賀記念連覇の活躍を前にしてはそれも言いっこなしですね、生まれ故郷で種牡馬という幸せな余生に繋がる門出を祝いたいです。出来ることならばお父さんのようにマイナー種牡馬の底力を見せて欲しいです。つーかサンデーサイレンス系はミツアキサイレンスから発展させてやれ(笑)。現実問題同じサンデー孫のカネヒキリと比べても、父エイシンサンディ(母父はノーザンダンサー系のノーザリー)、母父ターナボス、母母父ラディガなら、かなり種付け相手には制限ないんじゃないでしょうか?