「痛快!明石家電視台」ゲスト:桜塚やっくん

桜塚やっくんがゲストで、冒頭数分間、スケバン恐子のキャラクターを作るきっかけや、このキャラクターを作り込んでいった過程を話していたのですが、それも凄い計算して「エンタの神様」という番組に注目されることを狙って作っていった話、番組の傾向を分析して必要とされていて、いまあの番組にない要素ということの分析も見事で、これは大阪の芸人は勉強して貰いたいお話しでした。
しかしそれよりも凄いのは、「明石家電視台」のトークコーナーを桜塚やっくんは、スケバン恐子の格好で来ていたのは、他のバラエティでもそうだから良いとして、今回の20分ぐらいのインタビューコーナー、やっくんの口調がずっとスケバン恐子のキャラクターで延々とやっていたんですよね、それには関心を通り越して僕は尊敬しましたし、イメージとかキャラクターというのは、そこまで努力して守るものなんだということを、教えられた思いです。
おそらく「スケバン恐子の格好で来てください」とすら、この番組のスタッフには言われていないと思うんですよね、それだけと衣装を用意してメイクもして、それで出てくるだけでなくキャラの口調を一切崩さないで、さんまさんとのトークをやりきるというのは凄いとしか言いようがないし、ここまで出来るのはタレントとしての腕だし、演技力だと思うし、何よりこういうのをやりきっていくことの経験は、僕はスケバン恐子のキャラは例え年内で消えても、この経験は絶対に血肉となって桜塚やっくんの今後の芸能生活に役立つと確信しました。
しかしやっくんも番組が良かったと思う、司会がさんまさんだったというのもやり切れた大きな要因でしょう。さんまさんは自身もキャラクターで最初世に出たし、後に正にキャラクターショーだった「オレたちひょうきん族」でタケチャンマンと戦うキャラクターに命懸けていた人だから、基本的にキャラ芸の人に優しいですよね、絶対に「本名聞いたり」とか「楽屋の別の顔」みたいなキャラ潰しの話に持って行かない。というかさんまさんはそういうの明確に嫌います。これが他の大阪の番組で、大阪の芸人がMCだったらこうはいかない。
さんまさんは波田陽区がまだ世間の大きな噂になる前から話題にしていたし、紳助さんがいまその波田陽区をかわいがって番組に出してやっているみたいに、自分たちがそういうことで上がっていって、いま大御所になっている人たちは、やっぱり優しいですし、分かっているんだなあと思いました。

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