アキバ事件のマスコミ報道を考えてみる

はてなブックマーク - 殿下往来 - 2008年06月11日

一般論ではなく、あくまでもレアケースの個別事例として対処すべき、一般論として対策を考えたら、善良な市民が馬鹿を見ることになってしまう。レアケースにどうやって対処するか、ということの方が問題であり、歩行者天国、刃物、レンタカー、オタク、ワーキングプアといった、今回に推定犯人扱いされているアイテムについて規制しても、他の所から同じような奴が沸いてくるだけ意味がない。むしろこれをレアケースとして、レアケートにどう対応するか、という所に頭を使うことが大切。

【秋葉原通り魔事件】献花する若者「秋葉原が好きだから」 - MSN産経ニュース

確かに被害者も明らかにオタクな人は、何人か含まれているようですし、「ゲームのせいだ!! アニメのせいだ!! こんな犯罪者が出たのは!!」という取り上げ方をした直後に、「ゲームが好きで、秋葉原を愛していた被害者男性は、職場や学校でも、とてもいい人と評判でした」とやっているのは、なんかマスコミさんには改めて驚かされた。被害者にもオタク趣味な人も多いだろうということで、もっとワーキングプアのせいにする報道が多いと思ったけど、今の所は半々っぽい感じでしょうか?

2008年6月8日千代田区外神田の中央通りで起きた事件について|桃井はるこオフィシャルブログ「モモブロ」

あと今回はブクマはしたけど、ダイアリーでは取り上げ損ねたけど、いくつかの有名ブログが現地取材を大々的にやっていましたが、その辺のマスコミとブロガーと野次馬の違いというのは、かなり微妙なものであると言えると思う、献花台を取り囲み続けている所なんかは、マスコミは野次馬の利益代表者でしかないようにも見えてしまうし。

痛いニュース(ノ∀`):【秋葉原通り魔】 加藤容疑者の父親が謝罪「本当に申し訳ありません」 母親はその場に泣き崩れる

馬鹿を育てた責任というのは、当然この両親は背負うべき所ではあるんですが、こういう事をされるのは、それはそれでやりきれない所がある。光市の事件とかのように、バカの親は輪をかけてバカでしたという方が、世間は安心するんじゃないかなと思う。

マイブーム・ブラウザ:東京小旅行 01

一方で現場に遭遇した方、また今回お亡くなりになった被害者と一緒にいた方のブログも、マスコミを通しては伝わりきらない所を、書くには気持ちの整理など、大変なことも多かったと思いますし、整理するために書いた部分もあるとは思いますが、よくここまで書いて頂いたと思います。