EXCEL2003の環境にEXCEL2007を共存インストールした場合、EXCELファイルをダブルクリックして起動するとEXCEL2007が起動されるようになる。逆にEXCEL2007の環境にEXCEL2003を追加インストールした場合も同様でダブルクリックでEXCEL2003が起動される。要するに後からインストールしたバージョンに関連付けされる。これは[ツール]-[フォルダオプション]-[ファイルの種類]では変更できない。これを変更するためにはコマンドプロンプトあるいは「ファイル名を指定して実行」で以下のコマンドを発行する。

・EXCEL2003をデフォルトとする場合
"C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE11\excel.exe" /regserver

・EXCEL2007をデフォルトとする場合
"C:\Program Files\Microsoft Office\OFFICE12\excel.exe" /regserver

インストールCDが求められるが、どこかのドライブにインストールイメージ(MSOCache)が残っていればCDは不要。


参考)
Excel 2003 と Excel 2007 を共存させる場合の留意点 Drk7jp
http://www.drk7.jp/MT/archives/001226.html

複数のバージョンの Office がインストールされている場合の Office オートメーションについて
http://support.microsoft.com/kb/292491/ja