風が強い朝。
ホテルの隣のミニストップで朝食を買う。このホテルにも女子駅伝の選手が泊まっていて歩道を走り始めていた。
チェックアウトは10時半まで。午前はホテルでのんびり、というかあくせく溜まった日記を書く。
さて、ぼちぼち出る。
杜の都の秋。ほんと気持ちがいい街だ。
青葉山城に行ってみる。学生の頃、東海村からロードパルで来たことがある。そのあと台湾の用事で亘理の盤屋さんに来たときにここに来て仙台四郎さんを買った。あのときふなぽんに会ったな。後で知ったがふなぽんは結婚寸前だった。
熊本城と同じようにハンサムな武者がうろうろしていて中国人観光客が「刀は偽物か、偽物だ」と中国語で騒いでいた。
青葉山城は観光名所ではあるけれど実は佐賀城並みに何も無い。視覚的象徴は伊達政宗の騎馬像があるだけだ。
私が千葉から手ぶらで来たことが話題になっていて、今日は仙台で遊ぶと言うことが知れ渡っているので元請様の事務所にみやげが必要だ。何を買うか悩んだ。ずんだ餅が欲しいが、発送用の冷凍とすぐ食う用の生しかなく、明日まで車に置けるようなものがない。伊達絵巻も萩の月もみんな飽きただろう。牛タンはジャーキーになって年寄りに向かないものか、または調理が必要でホテル暮らしに向かないものだ。ささかまぼこも要冷蔵。仕方なくずんだ饅頭のようなものを買った。
仙台は終わりにして岩沼に戻る。
ホテル原田の近くのヨークベニマルでトイレを借りる。午前ではチェックインには早いだろう。