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大工道具屋のひとりごと


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2016-12-09

マキタのスライドの直角が狂う?

数か月前の話です。

隣の安城市の現場でスライドの軸傾斜側の直角が合わなくて仕事にならないから来てほしいとの連絡。

電話で「直角の微調整ねじを回せば」と説明するが

「どこにあるか?分からない。」と言われるレベルの方。

それだけで走れないので、同じ方面の仕事を兼ねて現場に向かう。

現場に着くと、どこのネジか分かったようであるが、ネジのゆるみ止めが全く効いておらず、

振動で勝手に動いて用をなさない。

ゆるみ止めは持っていないので根太ボンドか速乾ボンドがないか伺うと、どちらもないので

あまり効きそうもないが、とりあえず木工ボンドで代用。

次の日、やっぱり狂うので根太ボンドつけて、機械が空いたら直してほしいとの連絡。


それから数か月後、

「やっぱり、すぐに直角が狂うので来週持っていく。」との連絡。

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自分が不在の時に持ち込まれ、番頭がゆるみ止めのついた純正部品を手配し取り付けたが

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やっぱり緩くて振動で動いてしまう。

結局、雌ネジの穴がガバガバのようである。

この場合、雌ネジの部品一式交換となりますが、これでは修理代がかさみますので、少し頭をひねります。

ゆるみ止めのナットを入れたら簡単だが、くぼみに入っているのでナットを締めることができません。

だったらゆるみ止めナットをスパナが掛けられるところまで持ってくるだけのこと。

ボルトを長いものにしてスペーサー代わりに一回り大きいナットを適度に入れて

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これでOKいただきました。

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2016-12-08

たまには使う「モノが良い」

ある営業マンは売りたい商品のことを「モノが良い」と言います。

この場合は、詳細が説明できないために使ってしまう言葉と思われます。

私もたまには「モノが良い」という言葉を使うことがありますが

その場合は、詳細な説明をすると長くなりすぎたり、相手に嫌がられる場合”さわり”として使います。

私の売りたい商品は、いつの時もユーザー様が「買ってよかった」と思えるものになります。


商品についている能書きで

「最高級」「高耐久」「高精度」「長寿命」「18V対応」

すべて何も書かないと寂しいので、イラスト文字と思って流してください。

本来は複数のものを比較するときに使います。

ですから単独商品の表示としては適切と思えません。


ユーザー様が自発的に出る「調子が良い」

これを商品が調子が良いと早合点しない方が良いと思います。

本当に良い場合もありますが、そうではない場合も結構多いと思います。

「これは切れる」も同意語になりますが、

これは使用者の目的に合っているから「調子が良い」のであって

別の使用者が別の目的で使うと「調子が良い」とは限りません。

例えば、近年はやりの通称”きんたま”こと切断砥石「金の卵

人によっては「調子が良い」「これは切れる」と言われますが、

金の卵が切れるのは、厚い鉄板や太い鉄棒を切る際、従来の厚い切断砥石では切断抵抗が大きすぎてなかなか切れなかったものが

砥石を薄くすることにより、切断抵抗を半分くらいにできるために早く軽く切れるようになった。

半面、トタンや軽天材を切ると切断砥石の切断面の砥粒を激しく斫(はつ)ってしまうために

切れるよりも砥石の摩耗の方が激しくなって仕事になりません。

営業トークではないユーザー意見は信用がおけますが、解釈の違いにもお気を付け願います。

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