世間はゴールデンウィークの真っ只中のようですが、当店は世間がお休みでも建築現場で働く人のため
本日も平常どおり開店致します。
GWや祝日、土曜日になるといつもその日がお休みの金物屋さんで購入されている方が見えます。
御ひいきのお店がお休みの時だけ当店に見えるのはいいんですけれど、他店で購入されたもののクレームだけはご遠慮願いたいものです。
29日の祝日近くの現場で取引先の監督さんから
「大工さんがスライドマルノコの刃をはずそうと思ったら、何か分からない部品が落ちてきたので見て欲しい。」
と電話があり、すぐ行きました。
想像は付いていたのですがマキタのスライドマルノコの刃物を取り替えるときにはずしてはいけないボルトをはずして、バラバラになっていました。
戻すのが面倒な所なんで10分ぐらいで直して、本日初対面の大工さんに説明。
「このボルトははずさないで下さい。」
「そんなことは○○金物から聞いてない。」
「とにかく覚えてください。」
「そんなややこしい作りにするな！」
何で私にこんなのことを言われれなければいけないのか？とにかくこの大工さん人一倍常識がないようですので、君子危きに近寄らず。
代金も取らずに帰りました。もちろんお礼の言葉もございません。
いい方に取ると、他店で購入されている方は、いつも販売店に対して不満が一杯溜っていて、販売店を見るといつもそういう言い方をする癖が付いているんじゃないのでしょうか。当店でいつも購入されるお客様にはそういう方は見えません。
長い前置きはさて置いて、先週の解答を致します。
先週の問題は手押し鉋で「どうして0.3mmくらい刃が出て初めて真っ直ぐに削れるのでしょうか？」
という問題でした。
takaさんには惜しい回答がございましたが、次の図を見れば分かると思います。
図のとおりナイフマークの厚みの分だけ刃を出す必要があったのです。
刃と後ろ定盤の高さが同じだと削った直後後ろ定盤に乗った材料が上に上がって途中が削れなくなり、
結果として両端ばかり削れ削った面が膨らみ反りになってしまいます。
それではまた。
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