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真・コンプレッサーのオーバーホール判定

当店ではこれまで高圧コンプレッサーのオーバーホールを薦めてきましたが、どれくらいで行うべきか?
「以前は2年に一回くらいを目安に」、と言って来ましたが、
その基準が使用される方によって使用頻度に大きな差がありますので、
「20棟くらいを目安に」あるいは「600坪」くらいを目安に、なんて言う言い方もしましたが、
先日、MAXの新型コンプレッサーを見て、別な方法を思いつきました。
4:00からご覧下さい。
実はこの新型のコンプレッサーには自己診断モードがございまして、(○エダさまのパクリですね)
コンプレッサーの状態を診断する機能が入っておりますが、
この時、タンク内圧が0気圧から電源を自己診断モードで入れて、新品と組みあがり方が違うかどうかを判定します。
コンプレッサーはピストンリングが磨耗して圧縮効率が悪くなったり
空気弁の密閉度が悪くなって、エアが逆流したりすると汲み上がり速度が遅くなります。
でも、使用者はせっかくこの機能があっても、この操作を行わないと、コンプレッサーの良し悪しの状態が分かりません。
それよりも、これからコンプレッサーを使おうとする場合、新品の時の0気圧から満タンまでのタイムを本体に書き記し、
(新品のタイムが分からない場合は担当営業マンに問い合わせれば、教えていただけます。)
それで、現場で気が向いたときに、電源を入れてから満タンまでのタイムを計り、
新品の時よりも2割近く長くなった時、オーバーホールに出すと良いと思います。
但し、電圧事情が悪いところでは、正常でも2割くらい余分に時間がかかりますが、
モーターが汲み上げる音も遅くなりますので、使用者はそれを考慮の上、ご判定願います。
それではまた。
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