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MAXオイルパルスドライバーレビュー

先日マキタの新型ソフトインパクトドライバの記事でMAXとの比較の問い合わせがございました。
PJ-SD101
未だに一度も触れておりませんので、実演機を借りて、実際に使ってみました。
締め付け具合は、カタログの何処にも詳細が書かれていませんので、とにかく使ってみます。
マキタの新型は75mmのコーススレッドを檜の柱材に打ってみましたが、締め終わるまでは快調に締まりますが
締め終わりにカムアウトする難点がありました。
MAXのPJ-SD101は締め始めはマキタ新型とほぼ同じか、ちょっと外れやすいかな?と思う程度の違いです。
問題の締め終わりですが、フルスロットルだとマキタ新型並みか若干控えめ程度にカムアウトしやすいですが、
締め終わりに引き金を若干緩めると、カムアウトしません。
実は今までの充電式のオイルパルスインパクト(日立・マキタ。松下など)と同じです。
とにかくオイルパルスインパクトの良いところのメインは音が静かであること。
これはどの機種も変わりません。
二つ目の良いところは、軟らかい材料を締める時は速いはずなんですが、現在のTD137やTD148あるいはWH14DDLやWH18DDLが
極端に速くなったため、それには及びそうもないと思います。
オイルパルスの良いところで、意外に気がついてない点がございます。
それは、フルスロットルとハーフスロットルでトルクが変わることです。
オイルパルス方式は遠心クラッチの応用をしているため、回転が遅いと遠心力も少なくなり
一回の打撃で回す角度が小さくなります。
そのため、モーターの回転数以上にビスの回転数が少なくなるためハーフスロットルにすると
カムアウトしにくくなります。
しかし、マキタの新型は締め終わりにオイルパルス方式ではなく、金属ハンマーを使っているらしく
それがカムアウトの原因になっているようです。
マキタの新型の購入を考えている方。一度締め具合を確認して本当に使える自信がなければ、避けるべきでしょう。
ちなみに従来のマキタソフトインパクトドライバーTS130DRFXならMAXとほぼ同等です。(ただデカイですが。)
それではまた。
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